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デジタルカメラ(単機能端末)の将来性は? スマートフォン時代の写真撮影動向の変化【リサーチ】

スマートフォンがもたらすユーザーの写真撮影行動の変化

 このように、写真撮影機器としての主役の座を取りつつあるスマートフォンであるが、その使われ方はデジタルコンパクトカメラとどの様な違いがあるのであろうか。下記は、デジタルコンパクトカメラ、スマートフォン、フィーチャーフォンの使用頻度の違いを示したアンケート結果である。

グラフ4:写真撮影使用頻度:デジタルコンパクトカメラ・
スマートフォン・フィーチャーフォン(SA)/n=各機器で異なる
【グラフ4:写真撮影使用頻度:デジタルコンパクトカメラ・スマートフォン・フィーチャーフォン(SA)】n=各機器で異なる

 この結果から、スマートフォンの使用頻度が高い傾向が見られるのは明らかであるが、もう一つ注目すべきは、同じモバイル端末であってもフィーチャーフォンよりもスマートフォンの方が、写真撮影頻度が高いことが分かる。携帯電話ユーザーのフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行により、ユーザーの写真撮影行動の日常化が進んでいるという見方が出来よう。

 次に、スマートフォンの普及によりユーザーの撮影枚数がどの様に変化したのかを示したのが下記の結果である。スマートフォン購入後、「撮影枚数が増えた」と回答したユーザーの割合は、全体の60.2%となった。

グラフ5:スマートフォン購入後の写真撮影枚数の増減(SA)/n=327
グラフ5:スマートフォン購入後の写真撮影枚数の増減(SA) n=327

 このように、スマートフォンの普及拡大はユーザーの写真撮影行動をより日常化させ、かつ撮影枚数を増加させていることがわかる。

次のページ
スマートフォン普及によるデジタルカメラユーザーへの影響

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この記事の著者

野下 智之(ノシタ トモユキ)

株式会社デジタルインファクト 代表
ExchangeWire.jp 編集長

1983年設立の市場踏査会社、株式会社シード・プランニングの独立プロジェクトとして、2014年10月にデジタルインファクト(Digital InFact)を設立、2016年4月に法人化。

デジタル領域を対象とする市場・サービス...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/06/28 08:00 https://markezine.jp/article/detail/17908

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