MMD研究所は、ドコモ、au、ソフトバンクのスマートフォン利用者各400人の計1200人を対象に、「携帯キャリアに関する意識調査」を実施した。
スマートフォン利用者に、携帯キャリアを選択する際に重視した点を聞いたところ、「月額料金が安い」が最も多く、「通信が安定している」「通話エリアが広い」が続いた。上位5位までを見ると、「月額料金が安い」を除き、通話・通信などの電波状況に関する項目が4つ入っており、ネットワーク通信が良いことがキャリア選択時に重視される傾向にある。
スマートフォンを利用する上でのネットワーク通信については、全体の67.9%がネットワーク通信に対して何らかの不満を感じている。不満を感じている項目としては、「通信速度の遅さ」「パケ詰まり」「通信障害などのトラブル」が上位を占めた。キャリア別では、ドコモ利用者の70.2%、au利用者の74.5%、ソフトバンク利用者の59.0%がネットワーク通信への不満を感じている結果となった。
キャリアイメージの特徴として、「端末ラインナップ」「使用における安心感」「信頼性」のイメージが最も良いのはドコモ。「通話品質」「通信品質」「通信速度」「通話エリア」「通信エリア」など電波に関するネットワークイメージが最も良くなっていたキャリアはソフトバンクとなった。
【調査概要】
「携帯キャリアに関する意識調査」
・調査期間 … 2013年5月31日~6月4日(5日間)
・有効回答 … 1,200人
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