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あなたのお店を繁盛店に!LINE@活用術

LINE@アカウントの友だちを増やそう!お店やWebでの友だち獲得方法【第2回:あなたのお店を繁盛店にするLINE@活用の法則】


キャンペーンを企画して友だちをさらに増やす

 ここまでは、日々継続的に行うべき友だち獲得の方法を伝えてきました。どれも地道な取り組みに見えますが、継続的に行えば確実にあなたのお店のアカウントの友だちは増えていきます。しかし、中には「もっとすぐに友だちを増やしたい」と思う人もいるでしょう。友だち数が数十人程度では、クーポン配信の効果にも大きな期待はできません。LINE@の効果を最大限に引き出すためには、ある程度の友だち数が前提条件になります。キャンペーンを企画して一気に友だち獲得を狙う方法を解説します。

「その場でクーポン」を使って来店客を確実につかむ

美容室「EARTH」では友だち追加で「カット10%オフ」のクーポンを配信

 街中を歩いていて、「今月中に英会話教室に入会していただいたお客さまは、入会金無料!」といったキャンペーンの広告を目にしたことはないでしょうか。もし、あなたが英会話を学びたいと考えていたら、この誘い文句で入会を真剣に検討するきっかけとなるかもしれません。

 「今だけお得」のようなキーワードは、利用を検討中のお客さまに強い効果を発揮します。この方法をLINE@でも活用していきます。実際にお店に来てくださったお客さまに対して「この場でLINE@の友だちになってもらえれば10%お値引きいたします!」 と接客中に声掛けしてみましょう。LINE@では「友だち追加時に全員もらえるクーポン」を用意することができるので「入会キャンペーン」のような取り組みも効果的です。

「クーポン予告」で買い物上手なお客さまに登録を促す

ラフォーレ原宿ではアカウント開設を記念してTwitterでクーポンの予告をしたところ、
一日で約2,300人の友だちを獲得した

 LINE@のクーポンを配信する前に「今週金曜日に全商品10%OFFのクーポンを配信!お見逃しなく」といった情報をお客さまに伝えてみましょう。お店のメールマガジンやTwitterアカウント、店内のPOPで告知してもいいですし、接客中に紹介してもいいでしょう。お客さまは「クーポンを逃した!」という後悔はしたくはないものです。また来店したいという気持ちのあるお客さまであれば、その場であなたのアカウントを友だちに追加してくれるでしょう。

 今回は、LINEの友だち獲得施策のための方法を解説しました。次回は、獲得した友だちに対して効果的なクーポンを配信する方法を具体的な事例とともに説明していきます。

『LINE@ 公式ガイド 繁盛店につながる集客・運営 小さなお店の店長・スタッフが実践すべき新・100の法則。』

[目次]
1、LINE@を理解して戦略を立てる法則
2、運用する前の準備・設定の法則
3、店舗やWebで友だちを獲得する法則
4、確実に読まれるメッセージを作る法則
5、お客さまとの継続した関係をつくる法則
6、売り上げを伸ばすクーポン配信の法則
7、データを分析して運用を改善する法則
8、お店の力を結集して運用効果を上げる法則

本連載はLINE@初となる公式ガイド本『LINE@ 公式ガイド 繁盛店につながる集客・運営 小さなお店の店長・スタッフが実践すべき新・100の法則。』より抜粋・加筆してお届けしています。Amazonでの購入はこちら

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この記事の著者

植原 正太郎(ウエハラ ショウタロウ)

株式会社トライバルメディアハウス SMMコンサルティング部 アナリスト。慶応義塾大学理工学部卒業後、トライバルメディアハウスに入社。国内外のデジタルマーケティングに関する最先端の動向の調査や分析に携わり、クライアントのマーケティング戦略策定やコミュニケーションプランニングに携わる。ライターとしても活動し、講談社現代ビジネス「ソーシャライズ!」での連載、ウェブマガジン「greenz.jp」での執筆を通じて、テクノロジーによる社会の変革について発信している。

【関連リンク】
トライバルメディアハウス
・ブログ:little_shotaro’s blog

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

松田 かおり(マツタ カオリ)

株式会社トライバルメディアハウス SMMコンサルティング部 チーフ シニアコンサルタント。中小企業診断士。トライバルメディアハウスに入社後、ソーシャルメディアマーケティングの黎明期から大手クライアントのプロモーション支援に従事する。その後、現部署の立ち上げにともないコンサルタントとなり、戦略策定や運用支援などの多数のプロジェクトを率いる。現在はチームリーダーとしてコンサルタントを束ねる傍ら、LINE@の開設・運用支援サービスなどの新規プロジェクトを立ち上げ、牽引している。共著に『Facebookマーケティング戦略』(翔泳社)がある。

【関連リンク】
トライバルメディアハウス

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/07/02 12:04 https://markezine.jp/article/detail/17943

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