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あなたのお店を繁盛店に!LINE@活用術

さらに効果を高めよう!LINE@のデータを分析して運用を改善しよう【第4回:あなたのお店を繁盛店にするLINE@活用の法則】


 この連載ではLINE@の使い方から戦略の立案、そして配信のアイデアまで順を追って解説してきました。LINE@の効果を上げていくためには、日々の取り組みを振り返ることが重要です。最終回となる今回の記事では、友だち獲得数、配信メッセージの開封率、クーポンの利用率などのデータから運用を改善する方法を解説していきます。(バックナンバーはこちら)

LINE@の運用、やりっぱなしはNG!

 LINE@の運用を始めたら、これまでに運用した効果が現れているかを検証しましょう。戦略を立ててお店の準備を整え、万全の状態でアカウントの運用をスタートさせたとしても、「友だち数がなかなか伸びない」「ブロック数が急に増えてしまった」「LINE@で配信したメッセージが来店につながったかどうかわからない」など、運用の効果を明確にできなければ継続的な運用は難しくなります。販売促進に強みを持つツールだからこそ、「集客に結びつく」という効果を最大限に感じられるようにしましょう。

 そのためには、メッセージやクーポンを送りっぱなしにせず、日々運用を見直して改善していくことが重要です。運用を改善するには、結果を分析し、「うまくいっていること」「うまくいっていないこと」を洗い出し、現状の課題を把握することが第一ステップです。効果を測定し課題を正確に把握できれば、後はそれをどう解決すればいいのかを考えて実行に移すだけです。LINE@の効果的な運用には、その繰り返しが大切なのです。

LINE@運用の正しい効果検証のための、4つの評価指標

 効果を正しく検証するために、まずは評価すべき指標を理解しましょう。ここでは、LINE@でクーポンを配信してから集客までのフローを分解し、各ステップで評価すべき指標を説明します。

1、配信数(友だち数)

 LINE@でクーポンを配信してから集客するまでのすべての始まりは、この「配信数」(友だち数)です。どんなに魅力的なクーポンを配信しても届く相手が少なければ効果は小さくなってしまいます。さまざまな友だち獲得施策の効果を検証する上での基本的な指標となります。

2、開封数(率)

 開封率は、配信したクーポンの数に対してどれだけの人が開封してくれたかという、コンテンツへの興味関心度を示す指標です。LINE@がメールマガジンよりも効果が高いと期待される理由は、この配信数に対する開封率の高さにあります。企画したクーポンがよかったのか悪かったのかを検証する上で重要な指標です。

3、応募数(率)

 PR ページから抽選形式のクーポンを発行した場合には、その抽選への応募数(率)もチェックしましょう。クーポン企画に興味を持って抽選に応募してくれたかどうかを測ることで、「クーポンの内容がわかりやすいものであったか」「参加したいと思えるだけの面白さがあったか」を検証できます。

4、集客数(率)

 LINE@の効果を検証する上で最も知りたいのが、「結局何人が来店したの?」を明らかにするための指標である集客数(率)です。お店によって測定する方法は異なる場合もありますが、アカウントの運用の効果を明確にするためにも、店舗でクーポン利用者の人数を数えるなど、測定の仕組み作りが必要です。

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この記事の著者

植原 正太郎(ウエハラ ショウタロウ)

株式会社トライバルメディアハウス SMMコンサルティング部 アナリスト。慶応義塾大学理工学部卒業後、トライバルメディアハウスに入社。国内外のデジタルマーケティングに関する最先端の動向の調査や分析に携わり、クライアントのマーケティング戦略策定やコミュニケーションプランニングに携わる。ライターとしても活動し、講談社現代ビジネス「ソーシャライズ!」での連載、ウェブマガジン「greenz.jp」での執筆を通じて、テクノロジーによる社会の変革について発信している。

【関連リンク】
トライバルメディアハウス
・ブログ:little_shotaro’s blog

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

松田 かおり(マツタ カオリ)

株式会社トライバルメディアハウス SMMコンサルティング部 チーフ シニアコンサルタント。中小企業診断士。トライバルメディアハウスに入社後、ソーシャルメディアマーケティングの黎明期から大手クライアントのプロモーション支援に従事する。その後、現部署の立ち上げにともないコンサルタントとなり、戦略策定や運用支援などの多数のプロジェクトを率いる。現在はチームリーダーとしてコンサルタントを束ねる傍ら、LINE@の開設・運用支援サービスなどの新規プロジェクトを立ち上げ、牽引している。共著に『Facebookマーケティング戦略』(翔泳社)がある。

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トライバルメディアハウス

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/07/02 12:01 https://markezine.jp/article/detail/17946

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