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検索連動型広告はこれからどこへ向かうのか

検索連動型広告テクノロジーと広告運用 ―効果を改善するために理解しておきたいテクノロジーの動きと運用の方法論―

 前回、運用型広告が拡大する中で、検索連動型広告の重要性が高まっていることに触れました。今回は、検索連動型広告を含む「運用型広告」とは何かを説明し、検索連動型広告の役割、さらに活用すべきツールについて解説します。

運用型広告の「運用」とは何か

 前回、運用型広告が拡大する中で、検索連動型広告の重要性がむしろ高まっている、ということに触れました。今回はなぜ検索連動型広告の重要性が高まっており、どのような問題があるのか、そして運用型広告をきちんと「運用」する上でまず考えなければならない効果測定機能、APIを用いた各種ツールの必要性について説明します。

「運用」とは

 そもそも「運用型広告」の「運用」とは何を指すのでしょうか? さまざまな解釈が存在しうる問いかけだとは思いますが、原則的にはコンバージョン数など、何かしらのゴールに対して掲載内容や単価などを調整する、というところが「運用」といわれる部分であることはご理解いただけるのではないかと思っています。

 さて、ここで問題としたいのが仮にコンバージョン数をゴールとしたときに、「正確なコンバージョン件数が把握できているのかどうか」という点です。

 私は講演などでしばしば以下のような質問をします。

 「Yahoo!プロモーション広告もGoogle Adwordsもコンバージョンタグを提供しています。ということは両社のコンバージョンタグを使えばコンバージョン件数がわかるので効果測定ツールは必要ないと考える方は挙手をお願いします」

 このように問いかけるとだいたい3割程度の方が挙手されますが、実際の上記質問の答えは、両社のタグを両方入れてもコンバージョンの件数は正確にはわからない、というのがここでの正解なのです。

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この記事の著者

治田 耕太郎(ハルタ コウタロウ)

ライコスジャパン、アイレップ、オーバーチュア、クロスリスティングに勤務の後、KenshooのAPAC担当バイス・プレジデントに着任。2013年8月に退任し、現在は自身の通称でもあるsembearとして豊富な経験と人脈を生かし、AdTech企業の支援・コンサルティングを中心とした活動を行う傍ら、高度なテクノロジーと人の知見を融合させたデジタルマーケティングの重要性を説く。

鋭い洞察力から語られるBlog「検索エンジンマーケティング考」はSEMのみならず、日本のインターネット広告業に携わる人々から広く支持されている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/10/08 11:00 https://markezine.jp/article/detail/18521

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