媒体その2「ランディングページ」:登録しやすく、伝わりやすいメッセージを
リードジェネレーションでは、セミナー申し込みサイト、ホワイトペーパーのダウンロードなどのキャンペーンサイトを作ります。メールや広告で誘導する先がランディングページ(LP)です。
ここで気を配るべきは、「メッセージの伝わりやすさ」と「登録のしやすさ」です。そのためには、メッセージ開発と同様に参加者視点で作ることが重要です。
メッセージの伝わりやすさ
イベントのプログラムやホワイトペーパーの概要など、コンセプトや主旨が明確であること。顧客はそのイベントに参加することでどんなメリットがあるのか、そのホワイトペーパーをダウンロードすることで何を得られるのかをわかりやすく示す必要があります。
登録のしやすさ
たとえば、確認ページで入力ミスに気づき戻って修正しようとしたら、これまで入力した情報がリセットされた、といったような経験はないでしょうか。
オンラインリードジェネレーションにおけるランディングページの最終目標は、顧客にリード情報を入力してもらうこと。そのページに不備があれば、いくらデザインが凝っていたとしても、その施策は失敗だと言えるのではないでしょうか。
A/Bテストのススメ
ランディングページを最適化するために、複数ある選択肢のうち、どちらがより良い結果をもたらすことができるのかを見極めるためのテストをするのも一案です。
異なるデザイン(色や形)や異なるコンテンツ(メッセージ)を複数用意して、効果的なデザインやコンテンツを探し出して、改善していく手法です。経験や勘だけではなく、科学的に検証して改善していけば、ランディングページをより良いものにできます。
効果測定を行い、知見を貯め、次回に活かす
プロモーションは一発勝負ではありません。企業であれば、リードジェネレーション施策は年間に何度も実施されるでしょう。その都度に新しい経験をするのではなく、過去の失敗を繰り返さないためにも、「アクションとその結果」についてモニタリングすることが必要です。
広告やダイレクトメールなどで集客プロモーションをかけて、ランディングページに潜在顧客を引き込みます。広告出稿した雑誌の発刊日や、メールを配信した時間などによって、ランディングページへのアクセス頻度は異なるものです。
ランディングページにアクセスされた時間や数、ページ内の何がクリックされたのか、実際に参加登録までしてくれた人の比率はメール配信数に対してどれほどの割合なのか、アクセスしてくれた人に対してどれほどの割合なのかをモニタリングして、改善活動に役立てていきましょう。
オンラインリードジェネレーションとオンラインによる効果測定のまとめ
- オンラインリードジェネレーションは認知度向上活動とリードジェネレーション活動を明確にして、順序良く活動することが重要
- メッセージはベンダー視点ではなく顧客視点で開発する
- メッセージを伝えるメール、ランディングページを作り、成果測定を行い、メッセージの伝え方を精緻化していく
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