クラウドワークスは、テレビ東京と「シニア向けクラウドソーシングサービス」に関して業務提携を行い、11月4日に本共同事業を開始することを発表した。

日本は2060年には65歳以上の人口が約40%という超高齢化社会を迎え、シニア世代の労働力活用への期待が急速に高まっている。クラウドワークスにおいてもシニア世代の利用が急速に進んでいる。現在、約5,000名のシニア世代(50歳以上)が利用し、直近の4か月でシニア世代の会員数は倍増。また、シニアユーザーの3分の1がクラウドソーシングを活用して毎月20万円以上の収入を得ているというアンケート結果も出ており、シニア向けのクラウドソーシング市場は大きく拡大していく余地がある。一方、テレビ東京ではシニア層に向けて社会的意義の高い取り組みを検討していた。
このような背景もあり、この度の業務提携に至った。クラウドソーシング業界初となるシニア向けに特化したクラウドソーシングプラットフォームの事業開始や、シニアに向けた新しい働き方の提案、ユーザー向けのサービス開発(スキル認定事業など)を行っていく。2014年9月末日までに登録者100,000人と業務依頼総額10億円を目指す。
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