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「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

一卵性双生児による実験「ガムを噛んでいるのといないのでは、どちらが好印象?」

 「人前でガムを噛むのは失礼」。それってホント? というのを検証するために、アルゼンチンである実験が行われました。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要
  • 時期:2013年
  • 国名:アルゼンチン
  • 企業/ブランド:Beldent
  • 業種:菓子

ガムの意外な効用

 チューインガムを販売するメーカー「Beldent」が、アルゼンチンで興味深い実験を行いました。内容は『人前に出るときにくちゃくちゃとガムを噛んでいるのはあまり良い印象ではない、とされているが、実際にそうなのか?』を検証するというものです。

 実験の舞台となったのは首都・ブエノスアイレスの現代美術館。数組の一卵性の双子を集め、全く同じ服装・髪型にします。瓜二つの二人ですが、ひとつだけ異なるのは“どちらか片方だけがガムを噛んでいる”ということ。

 その状態で双子を椅子に座らせ、美術館を訪れた人の協力のもと、いくつかの質問をして“好感度”に関する調査を行いました。キャプチャ画像ではどの双子も向かって右側の人がガムを噛んでいます。

 最初の質問。
 『双子のうち、どちらが友達が多そうに見えますか?』

 回答者が選んだのは、ガムを噛んでいる、右側の男性。

 続く質問「空想上の友達が多そうなのは?」に対しては、ガムを噛んでいない方の男性を選びました。

 別の双子についての質問。
 この二人があなたの上司だとして…

 「昇給させてくれそうなのはどっち?」

 「給料アップを頼んだ時に、逆にクビにされそうなのは?」

 「パーティーによく招待されそうなのは?」

 「トランプのゲーム大会に参加していそうなのは?」

 表情に動きがあることがポジティブなイメージにつながっているのか、この実験に参加した481人のうち、73%の人が“ガムを噛んでいる方”に好感を持ったと回答しています。

 ガムを噛んでいるかいないかで、こんなに人に与える印象が違うのですね。とても興味深い内容なのですが、静止画では少し分かりずらいかと思いますので、ぜひ動画をご覧ください。

動画はコチラ

参考サイト

 先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:AdGang

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/12/04 08:00 https://markezine.jp/article/detail/18948

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