- 時期:2013年
- 国名:USA
- 企業/ブランド:Land Rover
- 業種:自動車
ARもここまで来たか!
人気SUV車のランドローバーが、ARアプリの「blippAR」を用いたプリント広告を制作しました。その名も、“Sensory Overdrive”。
ランドローバーが広告を掲載したのは、米国の男性誌『Esquire』、テクノロジー誌『WIRED』、自動車誌『Car and Drive』の全3誌。見開きになっている広告を開くと、ARアプリを使って3種類の“疑似ドライブ体験”をすることができます。
ひとつ目は“オフロードの振動体験”。ARアプリを起動して、写真にかざすと、写真のランドローバーがリアリティを帯び、さまざまなオフロードを走行します。走行するロード状況に応じた振動を、バイブレーション機能を通して体験することができます。
ふたつ目は“アクセル踏み込み体験”。携帯電話の傾きと、アクセルペダルの踏み込みが連動していて、携帯電話を傾けることで、自在に加速や減速体験をすることができます。携帯電話からは唸るようなエンジン音が響きます。
三つ目は“走行風景の視聴”。高い山を世界最速スピードで駆け上げるランドローバーの映像を視聴することができます。
このAR技術を用いた広告は大きな反響を呼び、SNS上で数多くシェアされた他、掲載後1週間で66,000件のインタラクションを獲得することに成功。獲得した“いいね!”、シェア、インタラクティブ数において「blippAR」を利用したキャンペーン史上トップ5入りを果たしました。
対象の画像や商品にかざすだけで、動画配信やウェブサイトとの連携を可能にし、ひとつの画面からさまざまなエンターテイメントを提供することができるという「blippAR」アプリ。今後もこのAR技術を用いた最新のマーケティングから目が離せません。
動画はコチラ
参考サイト
先週の紹介キャンペーン
記事転載元:AdGang