電通は、フィリピンにおける事業の更なる拡大に向けて、新たに電通メディア・フィリピン(Dentsu Media Philippines)とポスタースコープ・フィリピン(Posterscope Philippines)を設立し、営業を開始した。
電通メディアは、デジタル領域を含む、メディア領域全般を扱うネットワークであり、現在、アジアを中心に13か国・地域の18都市に20の拠点を展開。電通メディア・フィリピンは、同社グループのフィリピンにおける主要拠点である電通フィリピンのメディア部門を事業ブランドとして独立させ、その機能を更に強化するもの。デジタルを含むメディア領域を中心に、戦略立案、コミュニケーションプランニング、調査・分析、コンテンツ開発、メディアバイイングのすべてを一貫して行い、成長著しい同国の広告市場において事業の拡大を目指す。
一方、ポスタースコープは、全世界30か国・地域の48都市に48の拠点を展開するOOH(Out of Home Media)を専門とする同社グループのエージェンシー。独自のOOHへの消費者接触データシステムをベースに、ROI(投資収益率)分析に基づく、効率的なOOHの提案を行う。フィリピンでは、OOHはテレビに次ぐ媒体シェアがあり、そのパイの獲得を目指す。
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