協立機電工業の産婦人科向けエコー動画配信システム「AngelMemory」は、妊婦健診時に撮影・保存された胎児のエコー動画や心音などの音声を、PCやスマートフォンなどから再生できるサービス。利用登録開始から18か月の間に、エコー動画が保存されている専用サイトにアクセスし、おなかの中にいる赤ちゃんの様子をPCやスマートフォンで確認できる。
一方、ヤフーの電子母子手帳アプリ「kazoc」は、子どもの成長と思い出を家族や親族で共有するスマートフォン向けの電子母子手帳アプリ。妊娠中の経過や、子どもの成長記録、予防接種の記録など電子母子手帳としての機能のほか写真や日記も保存可能。家族などに限定する招待制のSNSのコミュニケーションアプリとして、安全性にも配慮している。
今回の連携によって、「AngelMemory」を通じて配信されたエコー動画や音声を、「kazoc」内でも18か月という期限がない形でアプリ内で保存・再生が可能になる。また、「kazoc」に設定している出産予定日をもとに、撮影日データから自動的に妊娠週数を算出して「kazoc」の成長記録ページにエコー動画を追加することもできる。
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