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第1回 ヤフーの検索結果順位の極端な変動はなぜ起きるのか?(前編)

2006/05/21 00:27

この連載は、ヤフー、Googleなど、ロボット検索エンジン上位表示セミナーの講師や、個別のコンサルティングを行っているメディアネットジャパン代表の鈴木将司氏が担当します。   全国の皆さんから毎月200件以上寄せられる質問に答えることを日常とする、鈴木氏の貴重な経験と実績に基づいて、SEOに関するさまざまな悩みを解決するためのアドバイスを行います。

【質問:Aさん】
「最近、またヤフーのキーワード検索結果で、うちのサイトの順位が落ちて困っています。いつも検索結果は1位なのですが、この一週間ほど2ページ目に順位がダウンしてしまいました。しかも検索結果を見ると普段見たことがないサイトや、ひどいときは外国語のサイトまで検索に引っかかります。


 さらに、パソコン毎に検索結果が違ったり、毎日の検索結果の変動が激しいのです。何か自分がスパム(検索エンジン対策上のインチキ行為)をしたのではないかと心配でなりません。一体どうしたら良いのでしょうか?」
【回答:鈴木】
「状況を教えていただき、誠にありがとうございます。
とてもストレスのある中で大変だと思います。
実はあなただけではなく、多くの人達から同じ相談をたくさん受けております。
以下は私の分析と所見です。」
分析結果と所見
 この「ヤフーのキーワード検索結果で順位の変動が激しい」という問題は、実はヤフージャパンにロボット検索エンジンYST(Yahoo! Search Technology)が正式に導入された2005年10月3日以降、頻繁に起きている現象です。
発生の頻度としては、だいたい毎月1回、約1週間にわたって起きている現象です。
しかし、このところあまりにもひどくなってきているので、今回はさらにつっこんで分析した結果をご報告いたします。

検索結果画面からYahoo!カテゴリ登録サイトが減ってきている?

 私の書籍、セミナー、SEO対策サポートメールマガジンでも再三申し上げているように、ヤフーのキーワード検索結果は昨年2005年6月後半以降、大きく特徴が変化しました。

 どのように変化したかというと、YSTが部分的に表示されるようになった2004年6月1日時点では、特にYahoo!カテゴリ登録サイトが上位に表示されるという傾向は顕著ではありませんでした。

 当時はページに目標キーワード、例えばチーズケーキを販売しているネットショップなら、「チーズケーキ」という言葉をタイトルタグやページにたくさん詰め込んだり、サイトにあるすべてのページにちりばめているようなサイトが、上位に表示される傾向にありました。

 ところが翌年の2005年6月後半になったら突然、Yahoo!カテゴリ登録サイトばかりが上位に表示されるようにシステムの変更があったようです。本来、YSTというのはロボット検索エンジンなので、GoogleのようにYahoo!カテゴリ登録サイトが上位に表示されるべきものではありません。しかし、その日以降、今日までずっとYahoo!カテゴリ登録サイトばかりが上位に表示されるようになってしまったのです。

 そのとき以来、私のセミナーを受講していただいた方々には口をすっぱくして「とにかくYahoo!カテゴリへの登録をしてください!」と、まるでヤフーのセールスマンかアフィリエイターのように、Yahoo!カテゴリへの登録の重要性を説いてきました。

Yahoo!カテゴリ登録サイトではないところが、検索結果で上位に表示されるようになってきている?

 以下のキャプチャー画面をご覧ください【図1】。私のクライアント(ウェルズ家庭教師センター)が、通常1位をとっている「家庭教師」というキーワードで検索したときの検索結果画面です。

 本来このサイトはYahoo!カテゴリ登録をしているので不動の1位だと思っていたのですが、私のクライアントは検索結果の1ページ目から消えて、2ページ目の初めの方に順位が落ちしてしまいました。この現象はほかのキーワードで検索してもよく起きているようです。もしかしたら同じ状況になっている読者の方もいらっしゃるかもしれません?

【図1】:Yahoo!カテゴリ登録サイト以外が検索結果で上位に表示された

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