2014年3月27日、ヤフーがソフトバンクからイー・アクセスの株式を取得することが発表された。しかしながらその後、ヤフーとソフトバンクで協議を重ねた結果、本日5月19日、ヤフー取締役会において株式の取得を中止することが決議された。
ヤフーがイー・アクセスを子会社化して自らインフラを手がけるよりも、ヤフーはサービス、イー・アクセスはインフラというそれぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていくことが望ましいとの結論に至った。イー・アクセスとウィルコムは2014年6月1日を効力発生日として合併を行う予定であり(合併後の新会社を以下、新会社)、新会社の社名については、後日ワイモバイルに変更する予定。
ヤフーはヤフーのサービスを組み込んだ商材を新ブランド「Y!mobile」の名称で新会社と共同して展開していく。また、ヤフーにおいては「Y!mobile」で実施する各種取り組みをソフトバンクモバイルで展開することも視野に入れてソフトバンクと議論を開始する。
【関連記事】
・ヤフー、イー・アクセスの株式取得、「Y!mobile」を6月始動
・「LINE電話」国内外の固定・携帯電話番号へ低料金で通話可能に
・スマートフォンの通話料を節約!「楽天でんわ」リリース
・イオンと日本通信、月額2980円で利用できる「イオンのスマートフォン」を発売
・NTTドコモのスマホとLINEが連携~LINEにドコモ専用の音声通話ボタンの配置も