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「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

ハーレーダビッドソンが仕掛けたフォトボム! 携帯写真に写りこむハーレーからのメッセージとは

「おまえ、誰だよ」というかんじで写真に関係ない人やモノが写り込むことを「フォトボム(Photobomb)」といいます。これを使って、人間心理をうまく突いたキャンペーンを紹介します。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要
  • 時期:2014年
  • 国名:チェコ
  • 企業/ブランド:Harley-Davidson
  • 業種:バイク

ハーレーを見ると写真を撮りたくなるんです

 世界中で人気のオートバイブランド・ハーレーダビッドソンが、チェコで、「ハーレーが欲しいけど、高くて買えないな」と思っている潜在的な顧客に対し、「リースという選択肢がある」ことを訴求するために仕掛けたプロモーション。

 ハーレーダビッドソンによると、「ハーレーに興味がある人は、必ずハーレーと写真を撮りたがる」といいます。そこに着目した同社は、まず、潜在的な顧客をおびき寄せるために、街中にハーレーをそれとなく駐車しました。

 目論見通り、ハーレーに憧れを抱く人が次々にバイクに近づき、まるで自分のバイクとツーショット写真を撮るかのように撮影します。

 しかし、自信作が撮れたかと思いきや、撮り終えた写真を確認すると、後ろを振り返りいぶかしげな表情を浮かべます。

 なんと、撮影したハーレーの上に『持ってるふりはやめて、リースをしよう』との文字が写りこんでいたのです。これこそ同社が仕掛けたフォトボム(誰かが写真を撮ろうとしているときに、“わざと”後ろや横から入り込むイタズラの総称)。

 今回の施策では、人間の目には見えませんが、携帯電話で撮影した写真には写りこむように仕掛けられていたのです。

 このフォトボムは、実に13ヶ月もの期間をかけて開発されたといいます。

 フォトボムはバイクの展示会でも仕掛けられ、多くのバイクファンを驚かせると同時に、多くのハーレーファンにリースを訴求することに成功しました。

 ユニークなプロモーションの一部始終をぜひ、こちらの動画でご覧ください。

動画はコチラ

参考サイト

 先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:AdGang

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/05/28 08:00 https://markezine.jp/article/detail/20086

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