MarkeZine(マーケジン)

記事種別

日本が好きな国トップ3はベトナム・マレーシア・タイ/日本酒は「自分へのご褒美」【ジャパンブランド調査2014】

2014/06/03 09:30

 電通は、日本の文化や強みを生かした商品やサービスを海外展開する「クールジャパン」関連事業において、顧客企業のマーケティング活動支援を目的に「ジャパンブランド調査2014」を実施した。

日本が好きな国トップ3はベトナム・マレーシア・タイ

 本調査で、「日本のことを好きかどうか」を質問したところ、最もスコアが高かったのはベトナム、次いでマレーシアとタイという結果に。上位はASEAN諸国が占めることになった。日本のことが「とても好き」と回答した好意度の高い人は、全体に比して、現代のサブカルチャーやコンテンツ(ファッション、キャラクター、映画など)への興味・関心が高いことがわかった。

 特に全体としての好意度が高くなかった韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシアにおいて、日本のことが「とても好き」と回答した人にその傾向が強く、韓国では「音楽」、イギリスでは「アニメ・漫画」、アメリカとドイツでは「ファッション」、ロシアでは「映画」に関する日本への興味・関心が相対的に高かった。

「日本食」「日本への旅行」「日本のファッション」への興味・関心高

 日本の物事の中で「興味・関心がある」ものを聞いたところ、全体的にスコアが高かったトップ3は「日本食」「日本への旅行」「日本のファッション」という結果に。「日本のファッション」や「日本のデザイン」などは、特にASEAN諸国で興味・関心が高く、項目によっては国・地域ごとの差異があった。

 昨年と比較して10ポイント以上スコアが伸びた興味・関心の項目は、「日本のコスプレ」「日本のファッション」「日本の音楽」「日本の映画」「日本の伝統芸能」「日本の伝統工芸品」などだった。このことから、現代文化と伝統文化という両面で、日本文化への興味・関心が高まっていると言える。中でも最もスコアが伸びたのは「日本のコスプレ」で、日本のアニメ・漫画ブームがファッションと融合してより深化しているようだ。

寿司の認知度は8割超/日本酒は自分へのご褒美

 日本食の認知・経験・意向のいずれにおいてもトップだったのは「寿司」。「寿司」の認知は8割以上にのぼり、実際に食べた人も7割強と非常にメジャーな料理に。特に台湾では、約9割の人が食べたことがあると回答した。

 さらに日本産の食材の使用目的を聞くと、「自宅用/日常使い」という回答が多かった。その中でも日本酒だけは「自分へのご褒美」という回答が一番多く、特にASEAN諸国でその傾向が強かった。なお、日本酒の経験が多い国・地域のトップ3は、1位が台湾、2位が香港、3位が同スコアで韓国とブラジルが並び、地球の裏側まで日本酒が広がっていることが明らかに。

 また、日本産の食材の中で意向度が最も高かったのは「野菜」で、特にインド、ロシア、アメリカで強いことがわかった。このほか、「果物」や「魚介類」の意向度も高く、香港とインドでは「果物」が、ロシアとベトナムでは「魚介類」が高い傾向にあるなど、国・地域によって差異が見られた。

訪日予定/意向がある人は全体の8割

 訪日予定/意向(「1年以内に渡航する予定がある」と「日程は決まっていないが、いつか行きたいと思っている」の合計)については、全体で約8割の人が「ある」と回答し、昨年よりもスコアが7.6ポイント上昇した。なお、ASEAN諸国ではスコアが10ポイント以上伸長した。

【調査概要】
対象エリア:18か国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、アメリカ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
調査手法:インターネット調査
調査対象:20~59歳男女(中間所得層以上)
サンプル数:地域ごとに200ss、計3,600ss
調査期間:2014年4月4~14日

【関連記事】
日本酒を英語で紹介!「Japanese Food Review」リリース
トランスコスモス、ASEAN8か国をカバーするコスメECサイト運営企業と資本・業務提携
サポート優良企業、トップは2年連続でオルビス【日本ブランド戦略研究所調べ】
博報堂コンサルティング、アジア市場でブランド・マーケティング支援
郵便局と三越伊勢丹ブランドを活かした総合カタログ通販企業設立へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク


All contents copyright © 2006-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5