「Bazaarvoice Summit 2014」開催
世界各地から多くの参加者が集った「Bazaarvoice Summit 2014」を主催したBazaarvoice社は、全米No.1のカスタマーレビュープラットフォームを提供する会社である。日本においては、エクスペリアンジャパンが同社の唯一のパートナー販売導入支援を行っている。
同イベントにはBazaarvoice、AOL、Forrester Research、3Mなどのキーマンが登壇。5,700万の口コミ、350億製品のペービューがあるBazaarvoiceネットワークからのサンプルデータの分析や調査結果の分析に基づいて、小売業者やブランドが消費者の購買行動を理解するために活用する最新事例などが紹介された。
写真で一目瞭然!消費者の行動変化
日本でも話題になった2013年3月13日アルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿が第266代法王(法王名:フランシスコ1世)に選出された際のNBCニュースの画像を見たことはあるだろうか。今回のイベントでも、消費者の行動変化を示すものとして、2005年と2013年の選出時の比較写真が紹介された。2005年の写真ではただ多くの人が集まっているだけだが、2013年の写真では、多くの人がスマートフォンやタブレット端末を掲げ、写真を取ったり、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿している様子がうかがえる。
ExactTargetのR.J.Talyor氏は「米国人は1日平均、スマートフォンに3.3時間、タブレット端末に3.1時間ほど費やしている。スマートフォンだけのユーザーとスマートフォンとタブレット端末の両方を持っているユーザーでは、両方持っているユーザーがよりパワーモバイルユーザーである。そして消費行動もよりアクティブだ」と指摘する。