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ヤフーの企業内起業家育成制度から法人化第1号、スマデバ向けリッチ広告開発・販売する「リッチラボ」発足

 ヤフーは、スマートデバイス向けのリッチ広告を開発・販売する新会社「リッチラボ株式会社」を子会社として発足、営業を開始した。リッチラボは、スタートアップ企業の育成を手がけるMOVIDA JAPAN協力のもと、2013年9月1日より開始した企業内起業家育成制度「スター育成プログラム」を通じて法人化した第1号目の会社となる。

 パソコンからスマートフォンへの移行が進み、スマートフォン向け広告市場は伸長傾向にある。しかし、スマートフォンでパソコンと同様のリッチ広告を掲載するには、画面サイズの小ささから、ユーザーのサイト閲覧や操作を妨げてしまう可能性がある。そのため、多くの広告配信業者は、広告配信技術の工夫や営業の強化に重点を置いている。

 リッチラボは、Yahoo!プレミアム広告の知見を持ったエンジニアとデザイナー経験者を中心に構成されている。上記のような企業に対し、スマートデバイスに最適なリッチ広告の開発・販売を行うことで、他の広告配信業者との差別化を目指す。また同社は今後、次世代のデバイスも対象とした最先端の広告の研究や、新規サービスの開発・実験も視野に入れている。

【会社概要】
社名:リッチラボ株式会社
所在地:東京都港区赤坂
資本金:4,500万円
営業開始:2014年9月1日
従業員数:9名
事業内容:スマートフォン向けリッチ広告の開発・販売、新規インターネットサービス開発
役員構成:代表取締役社長 鈴木辰顕
     取締役(社外取締役) 佐々木潔
     取締役(社外取締役) 三上英輝

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2014/09/02 11:00 https://markezine.jp/article/detail/20811

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