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「スマデバ上でもリッチ広告を」前例がない中で進む広告プロダクト開発の舞台裏

スマートデバイスならではの広告商品

MZ:魅力的なコンテンツ提供を検討する中で、当然広告もそれに合わせた新しい商品の開発・設計が必要になってくると思います。特に御社の場合はPC向けに多くのリッチ広告商品をお持ちですが、スマートデバイス向けリッチ広告についてどのようにお考えでしょうか。

高田:まず、当たり前の話にはなりますが、PC、タブレット、スマートフォンは画面サイズが異なります。それはつまり、広告の専有できる面積がデバイスごとに異なるということを指しています。ユーザー視点で見れば、スマホ上でディスプレイ広告に専有されたサイトをみたいと思う人はまずいません。そういった意味では「枠ありきの発想」「専有面積ありきの発想」とは違う視点からの広告商品の設計が必要になると考えています。

 そのような前提に立つと、画面サイズという制約条件がある中でいかにユーザーの興味関心が湧くような広告商品を開発できるか、という点がポイントになってくると思います。当社でも試行錯誤の最中ですがスマートデバイスでのリッチ広告に特化した広告商品の開発を担当しているのが高城です。

事例がない中で試行錯誤を進める

MZ:高城さんのバックグラウンドや、いま担当している業務を教えていただけますか。

高城:私はYahoo! JAPANに入社して5年目となります。入社して以来ずっとプレミアム広告に携わっておりましたが、今年からスマデバ領域に特化した広告商品を担当するようになりました。現在は日々開発、営業、商品企画などの部隊と横断的にやり取りをしています。

 スマートデバイスにおける他社の状況を見るとスマデバ上での広告商品はパフォーマンス目的のものが多く、世界を見渡してもブランディング目的の広告商品がない印象です。スマートデバイスでも記憶に残る広告をというのがYahoo! JAPANのスマデバプレミアム広告が目指すところです。私たちとしてもどのような広告が最適なのか、その答えを今まさに模索している状況です。

MZ:そのような状況の中でヒントは見つかりつつあるのでしょうか。

高城:高田からもあったとおり、スマートデバイス上での広告の専有面積は限られるので、その制約条件の中でスマートデバイスならではの機能を活かすという点がポイントだと感じています。スマートフォンの特性を活かしつつ、面積以外で注目を集められる仕掛けという視点から上半期は広告フォーマットの拡充を進めました。

 また、そもそもの話ですがYahoo! JAPAN=PC向けサービスという印象があるように見受けられます。しかし実態はスマホサイトのPVは増えていますし、ニュースアプリにいたってはYahoo! JAPANの公式アプリや、Yahoo! JAPANのニュースアプリの利用率が他を圧倒している状況です(参考:株式会社 ICT総研「2014年度 モバイルニュースアプリ利用動向調査」)。

 Yahoo! JAPANのサービスがスマートデバイス上でも利用されているという現状についてまだまだ認知されていない状況だと感じておりますので、販促の部分を含め、よりアピールする必要があると思っています。

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スマートデバイスならではのリッチ広告フォーマット

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2014/12/05 11:00 https://markezine.jp/article/detail/20829

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