マイクロソフト コーポレーションは9月19日、同社が運営するインターネット ポータルサイトMSNの米国版で、「Soapbox on MSN Video」ベータ版の提供開始を発表した。
Soapbox on MSN Videoは、ユーザーによるアップロード型の動画サービス。個人の動画の検索やアップロードから、Soapboxコミュニティやその他の世界中のコミュニティと共有するなど、動画を用いて自由な表現をすることが可能。また、Windows Live Spaces、Windows LiveMessenger、Xbox、Zuneなど、マイクロソフトの提供するオンライン サービスおよびエンターテイメント製品との統合も予定されている。
今回のサービス提供に対し、MSNのエンターテイメント&ビデオ サービス担当ジェネラル マネージャ、Rob Bennett氏は以下のように述べている。「ユーザーとより深い構築関係を目指すMSNの成長戦略を進めていく上で、世界中の誰もがコンテンツを作成できる環境を提供するSoapboxは重要な要素となる。ユーザーが自分自身でコンテンツをアップロードできるサービスを始めることは、MSN Videoで提供するライセンス形式のオリジナル コンテンツへの投資が完成させることになる。またMSNのコンテンツ戦略のうちの3本目の柱が確立でもある。」
以下は「Soapbox on MSN Video」の具体的なサービス
・アップロードとバックグラウンド処理が簡易化され、動画作品の共有も簡単にできる。また、多くの一般的な形式(AVI、ASF、WMV、MOV、MPEG 1/2/4、3GPP、DV Flash、H.264など)もサポート。
・動画を検索しアクセスするツールである、ABW (always-be watching)の利用や、タグ、ユーザー、カテゴリ、人気度、関連動画等に分けての検索や動画視聴が可能。
・自分の視聴した動画を評価したり、コメントを加えたり、タグを付けることが可能。また、Windows Live Messenger、Windows Live Spaces、その他のブログ サービスや電子メールに動画/プレイヤーを埋め込むことで、様々な形で動画を共有できる。
マイクロソフト コーポレーション:MSN、ユーザー アップロード型の動画 サービス、「SOAPBOX ON MSN VIDEO」のベータ版を提供開始