SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

イベントレポート

ロイヤリティを向上させる秘訣は「ストーリー・テリング」にあり/米ファッションECサイトの成功の裏側

オムニチャネル時代に大切なこと

 今回改めて、「Experian Client SUMMIT 2014」に参加して、顧客を「人」として接し、顧客一人一人の声に沿って対応することがこのオム二チャネル時代で大切であるということ、そして各マーケティング現場でも叫ばれていることであるが、今世界的に共通して大切な手法であることを再認識できた。

日本からの参加者のコメント

 「個人的な話で恐縮ですが、数年前に『タッチポイントプラニング』というコンセプトを全社的に推進しておりその担当をしていました。マーケティング・メッセージのデリバリーにおいてコンテンツ(何を言うか)だけでなくタッチポイント(何を使っていつどのように伝えるか)も同じくらい重要であり、この二つをセットでプラニングしなければならないという方法論でした。

 イベント全体に“ストーリ・テリング”というテーマが設定されていましたが、単にデジタルマーケティングやデータマーケティングという手段の提起だけでなく、それらを使って何を目指すのかという目的概念を明確に提起していると感じました」(株式会社博報堂 生活者データマーケティング推進局 洲崎健氏)

 「今までの縦の軸でのマーケティング(ウェブやメール、広告など単体のチャネルマーケティング)から、より顧客視点での横の軸(真の意味でのクロスチャネル・クロスタッチポイントにおけるユーザーエクスペリエンス提供)でのマーケティング・エンゲージメントが今後は可能になると思うと、一人のマーケターとして非常にコーフンしますね!

 楽天でも同様に、よりユーザー視点でのエンゲージメントやユーザーエクスペリエンスを提供しなくてはならないと強く感じていますが、実際にそれを我々の9千万人規模のスケールで実現するのに日々悩んでます(笑)!一番のチャレンジは先進的なマーケティングを可能とするツールを、我々の組織やオペレーションにどう組み込んでゆくのかというところ。最終的にいかに優れたユーザーエクスペリエンスを提供できるかは、人や組織、そして彼らの情熱にかかってますからね。このようなイベントを通して、USでの事例も交えて継続して勉強していきたいと思います」(楽天株式会社編成部・データドリブンマーケティング課 課長 鈴木浩司氏)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

チーターデジタル株式会社(チーターデジタル)

1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/11/05 17:00 https://markezine.jp/article/detail/21121

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング