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転換率アップで売上もアップ!ネットショップ「かご周り」6つのおもてなし


 対面接客できないネットショップだからこそ持ちたい、おもてなしの心。今回は、転換率をアップする「かご周り」のおもてなしです。

転換率をアップさせる「かご周り」のおもてなし

 売上を上げたいという相談を受けて、いざデータを見てみると、転換率が平均より低いということがよくあります。

 転換率とは、来店してくれたユーザーが購入してくれた率です。コンバージョン率とも言います。多くのネットショップを見てきた結果、転換率は平均で1%程度です。100人来たら1人買う計算ですね。当然、転換率が上がれば売上もアップします。

 転換率に大きくかかわるのは、ネットショップの「買い物かご」周りのユーザビリティです。以下6つのおもてなしが、買い物かごに辿り着いたお客様の購入をスムースにします。

  1. 商品ページに掲載した画像を再度並べる
  2. 送料がかかるか、かかる場合は金額を記載する
  3. 返品情報を記載する
  4. 同梱のススメ
  5. レビューをチェックしやすくする
  6. 出口の「今でしょ!」キャッチコピーで背中を押す

 それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.商品ページに掲載した画像を再度並べる

 商品ページの上のほうから、商品のメイン画像、サブ画像がいくつか、こだわりやストーリーがわかる画像などを配置してネットショップが多いと思います。順に見てきて買い物かごボタンに辿り着いたものの、もう一度チェックしたい画像まで戻るというのはよくあることです。この動きが大きいほど、買い物かごボタンは遠のきます。

 そこで、買い物かごボタンの周りに商品ページの上から見た順番に、画像を並べましょう。ここを見るだけで、商品ページ内のストーリーを再度辿れるようにするのです。スペースに限りがある場合が多いので、ズームまたはクリックしたら大きな画像が表示される仕組みをオススメします。

「ところてんの伊豆河童」さんの買い物かご付近に設置された商品画像
http://item.rakuten.co.jp/i-kappa/t-cyouotamesi-an/

 画像には、商品名はもちろん、キャッチコピーや価格、店舗ロゴなどを入れてわかりやすくします。ただし、Amazonのように「白バックに商品だけ」と決まりがあるモールもあるので、そこは違反しない要注意してください。

2.送料がかかるか、かかる場合は金額を記載する

 商品名そのものに「(送料無料)」と入っている場合はいいのですが、そうでなければ、ユーザーは買い物かご周りで確認します。きちんとわかりやすく記載するのがおもてなしです。当然、地域によって送料に差があることも書いておきましょう。

 後から送料がかかることがわかった場合、一度買い物かごに入れたにもかかわらず離脱してしまう、「かご落ち」が発生しやすくなります。(続きはECzineで

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MarkeZine(マーケジン)
2014/10/29 11:29 https://markezine.jp/article/detail/21184

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