第1回では、「検索」の視点から多店舗展開の必要性について紹介しました。今回は、「ユーザーの分散化」という視点から見ていきたいと思います。
ユーザー接点の多様化による、集客方法の変化
自社ECサイトの集客や売上げアップのために、SEO対策、リスティング広告の運用、アフィリエイト広告の出稿、楽天市場など主要ECモールへの出店を行っている方も多いかと思います。
しかしながら現在は、ユーザーとの接点が分散化する傾向にあります。上記のように、SEO対策だけ、リスティング広告だけ、楽天市場だけ、といった集客・出店戦略では不十分です。
ユーザー接点が多様化している背景と集客方法の変化について、「端末の多様化」「ECモールの乱立」「広告配信の進化」の観点から考えていきたいと思います。
ユーザー接点多様化の理由1:端末の多様化
数年前までは、ユーザーがサイトにアクセスするにはPCかフィーチャーフォンくらいしか選択肢はありませんでした。 ところが、現在ではスマートフォン、タブレット端末が加わり、アクセスする端末が増えています。
スマートフォン・タブレット端末でユーザーは、いつでもどこでもさまざまな情報を、フィーチャーフォンに比べて多く取得できるようになりました。PCを中心に考えた集客ではなく、スマートフォンやタブレットを意識したマーケティング戦略が必要になったのです。
ユーザー接点多様化の理由2:ECモールの乱立
ここで改めて、主要ECモールの「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」について、集客方法を中心に、簡単に確認しておきたいと思います。(続きはECzineで)
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