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台湾はアプリメディアにとって非常に魅力的、マルジュが語る台湾市場のポテンシャル

目指すは、負担が少なくスムーズなマネタイズの実現

 台湾が魅力的な市場という事はわかっても、やはり気になるのは出稿コストと収益性だろう。

 「スタート時の支援策として、当社側がメディアのプロモーションコストを負担致します。また、現在アプリに組み込んでいるSDKのバージョンアップ、JavaScriptタグの差換えの必要もなく台湾でもマネタイズができる形になっているのでスムーズです」(松本氏)

 収益性の面に目を向けると、現状のクリック率は平均でAndroidにおいては0.03%~0.06%。メディア出稿においては同ジャンルへの配信であれば約0.1%という実績も出ている。

盛り上がる台湾市場、挑戦するなら今

 市場が飽和状態になりつつある日本では、今後さらに競争が激しくなると予想される。そのためマルジュは今後、東アジア全体を視野に入れて収益化していきたいと考えているという。

 「日本と同じもので手間をかけずに、どう外国で収益化させるかがポイントだと思います。今回、当社も台湾展開をしますが、台湾現地のデベロッパーというより、日本のメディアさんを中心としてやっていく予定です。あくまで日本のデベロッパーが海外進出するときに、どう効率的に限りある予算の中で収益を上げるか、という事を支援していきたいですね」(松本氏)

 数年前までは需要と供給のバランスが合ってなかったため、デベロッパーの海外マネタイズは見送ってきたケースが多かった。しかし、今は広告主の環境が整ってきており、十分に収益化が見込める状況になってきたといえる。

 「日本のゲームパブリッシャーは台湾市場を狙い始めており、台湾市場は盛り上がる事が予想されます。ですから、ぜひ日本のデベロッパーさんにもどんどん挑戦してほしいですね」(松本氏)

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東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/01/21 11:00 https://markezine.jp/article/detail/21489

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