普及が進むクラウド型会計ソフトについてシード・プランニングが調査したところ、国内事業所会計におけるパッケージ型・クラウド型を合わせた会計ソフトの利用率は約3割。うち、クラウド型会計ソフト利用率は5%となっている。
回答者が所属する事業所でメインで利用されているクラウド型会計ソフトで最も多いのは「freee」の41.3%で、「ネットde会計」12.0%が続いている。ただし、やよい会計が提供しているふたつのソフト「青色申告オンライン」「白色申告オンライン」を合わせると16.7%となり、事業者単位での利用率は第2位となる(n=300、単一回答)。
クラウド型会計ソフトのサービス選定時には、「簡単」であることを重視しており、課題は「セキュリティーに対する信頼性の向上」となっている。
<調査概要>
調査対象:国内事業所勤務者20,814人
調査方法:Webアンケート調査
調査期間:2014年11 月
調査主体:デジタルインファクト
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