ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して、事前の調査で「マンガアプリを現在利用している」と回答した10~30代の男女600名に対し、『マンガアプリの利用に関するアンケート』を実施した。
約半数がコンテンツによってマンガアプリを使い分ける
マンガアプリのユーザーの48.3%が「コンテンツの内容によって複数のマンガ系アプリを使い分けている」ことが明らかに。年代別に見ると10代では35.0%、20代では54.0%、30代では56.0%の人がマンガアプリの使い分けをしていることがわかった。(※数字はすべて「あてはまる」「ややあてはまる」の合計)
最も頻繁に利用しているマンガアプリは?1位は「comico」に
そして、マンガアプリユーザーから「現在頻繁に利用している」と回答が最も多かったアプリは、「comico」(34.8%)だった。次いで「マンガボックス」(28.8%)、「LINEマンガ」(28.5%)となった。年代別で見ると「comico」は、10代では42.5%、20代では33.5%、30代では28.5%の人に使われ、若年層により人気が高いことがうかがえた。
マンガアプリユーザーの4割以上が、「ほぼ毎日」利用
また、マンガアプリの利用頻度を聞いたところ、43.7%の人が「ほぼ毎日利用している」と回答。「ほぼ毎日利用している」と答えた人を年代別に見てみると、10代では52.0%、20代では42.0%、30代では37.0%と、若年層ほどほぼ毎日使う傾向にあった。
月額500円以上課金しているマンガアプリユーザーは、3人に1人
さらに、課金についてたずねたところ、マンガアプリで「課金は一切していない」人は51.7%と、最も多い結果に。次いで回答数が多かったのは「500円未満」(16.0%)、「500~1,000円未満」(9.8%)となった。500円以上課金している人の合計は32.3%で、年代別で見ると、10代が6.0%、20代が47.5%、30代が43.5%だった。
マンガアプリのシェア機能の利用経験
マンガアプリのシェア機能について聞いたところ、「インセンティブの有無に関わらず、シェアはしたことがない」と答えた人が最も多いという結果に(29.7%)。一方、「続きを見られるなどのインセンティブがある場合のシェアはよくする」人は18.7%、「続きを見られるなどのインセンティブがある場合のシェアはときどきする」人は14.2%となった。魅力的なインセンティブがあれば、シェア機能を利用する人も3割以上いることが明らかになった。
【調査概要】
調査期間:2015年3月2~3日
調査対象:事前の調査で「マンガアプリを現在利用している」と回答した10~30代の男女600名
【関連記事】
・リクルート、アニメやマンガに登場する場所等の元ネタを共有できるサービス「NIJI+」リリース
・「LINE マンガ」、1,000万DL・累計売上49億円突破!新たなマンガ流通プラットフォームへ
・フジテレビが動画サービスで電子コミック配信、Amazonは「Kindle無料マンガ雑誌」スタート
・毎日30分間、無料でマンガ読み放題! iOSアプリ「さいとう・たかを名作選」公開
・マンガに音楽……コンテンツデリバリーの主役はLINEにシフトしている