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UUUMがYouTuberタイアップ動画の効果検証を実施、ブランド好感度が非視聴者より50%高い例も

 YouTuber専門マネジメントプロダクションUUUMの調査によると、YouTuberのタイアップ動画の視聴者と非視聴者を比較した場合、商材に対する認知度の向上に加え、興味関心・好感度・購買意欲も約30%上昇する結果となった。

タイアップ動画を視聴したことによる態度変容効果
タイアップ動画を視聴したことによる態度変容効果

 例えば、匿名投稿アプリ「Rumor」を紹介した動画の場合、視聴者と非視聴者の間で認知度に約60%の差がついた。また、興味関心・好感度・購買意欲も30~40%の差が出ている。

 同動画は2月13日に公開され、3月10日時点で約80万回再生されているが、動画の視聴後にアプリをダウンロードした人は全体の7%を占めた。またサービスの特性についてアンケートをしたところ、「FacebookやTwitterなどの友だちと匿名でつながること」を認知している人は動画の視聴者で49%、非動画視聴者で12%の結果が出るなど、サービス内容が動画を通して伝わっていることも確認できた。

 さらに、テレビ広告を既に行っている場合に、タイアップ動画が興味関心や好感度の向上について補完できると考えられる。丸亀製麺と大食いYouTuber木下ゆうかのタイアップ動画の場合、動画の視聴者と非視聴者の間で認知度に差はなかった。これは、同時期にテレビCMによるプロモーションも行われていたためだと考えられる。一方、興味関心と好感度については動画の視聴者と非視聴者の間で20~30%の差が見られた。

 また、コンバージョンについて目を向けると、動画視聴後に丸亀製麺のうどんを食べた割合は29%に上ることがわかった。加えて、動画内で紹介したサイドメニューは3~21%のコンバージョンが実現されている。

 加えて、動画はキャンペーンだけでなく、企業ブランドへの興味関心や好感度向上にも効果的であることがわかっている。ワコールの取り組み「ブラ・リサイクル」を紹介したタイアップ動画の場合、視聴者と非視聴者の間で、企業ブランドであるワコール自体への興味関心と好感度に約50%の差が見られた。

 同社は結果の要因について、タイアップ動画はYouTuberと視聴者の結び付きが強く、動画広告ではなくコンテンツとしての面白さがあり、能動的に視聴ができる点があげられると分析する。

 【調査概要】
 対象:全国の12~49歳の男女
 有効回答数:1,120サンプル
 調査方法:インターネットリサーチ
 調査期間:2015年2月17日~2月20日

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MarkeZine(マーケジン)
2015/03/25 15:51 https://markezine.jp/article/detail/22177

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