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「Eコマース市場に新たな旋風を」

 

 「ECサイトは運用を開始してから、さまざまなニーズが生まれてくるんですね。配布可能な汎用ソフトウェアであれば、今後もEC-CUBEのバージョンアップで無償提供していくことになりますが、配布できないサービスに対してのニーズも多くあります。例えば、クレジットカード決済なんかがそうですよね。こうしたECサイトのオーナーにとって、必要なサービスを提供するといったことも考えられると思います。オープンソースなので、強制することはできませんが、もし、EC-CUBEを利用いただくサイトの0.1%でもこうしたサービスを利用いただければ、EC-CUBEば広く普及することによって、ビジネスとして成立すると考えています 」

 このインテグレートパートナー企業には、パートナーシップ会費なども要求されない。あくまで実務発生に伴うフィーしか払う義務がないのだという。

 「もともと『EC-CUBE』の開発動機には、上でもお話ししたようなわが国のECサイト環境の二極化を何とかしたいという考えがありました。でも、考えて欲しいんです。ECサイトも、実店舗も本質は同じだと思うんですね。そこで提供するべきものは、自動販売機のようにモノだけではなく、店員の対応から、企業のブランド体験などを含めた、サービスだと思うんです。そうであれば、ASP型のように、簡単・低価格で、開発型のように、柔軟。そんなECサイト構築手法のニーズがあるんじゃないだろうか。そして、こうした理念が認められれば、ビジネスとして成立するんじゃないか。という私たちの試みでもあるんです」

 

参考情報:株式会社ロックオン、12月4日に『EC-CUBE Ver.2.0』の正式版をリリース。ダウンロードはこちらからどうぞ!

 

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この記事の著者

Office Louge 工藤淳(オフィスローグ クドウアツシ)

IT系出版社勤務を経て独立、現在フリーランス。もともと文系出身なので、「非技術者が読んで意味がわかるか?」を考えながら書くのが得意。とはいうものの、楽器から建築、自動車まで何でも注文があれば書いてきたのが、気がついたらIT専門のような顔をして仕事をしているというのはナイショ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/12/11 18:23 https://markezine.jp/article/detail/2218

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