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求人応募率の改善に動画広告は大きなインパクトがある、ビズリーチが明かすFacebook広告の効果

チームで更なる最適化を目指す

 今回、使用した動画広告のクリエイティブは1種。「今後は動画広告とDR広告の組み合わせ、あるいは単体で応募率の向上に適したクリエイティブを考えたい」小林氏は意欲を見せる。媒体ごとに反応が良いクリエイティブは異なり、その特徴もチームの知見として蓄積できているという。

 今回はTVCM素材あってのキャンペーンだが、コンテンツに更なる工夫を加えることで、より一層の効果を期待できるかもしれない。「今回の取り組みで、そのテストをする価値があることがわかりました」と小林氏。

 実際に、数値を見たチームのデザイナーやエンジニアも“もっとこうしたら数値が上がる”というアイディアをもったという。主体的な空気を醸成できる同社のチーム体制も成功のひとつかもしれない。

ユーザーを中心にしたアプローチを

 もう一つ、同社がこれから取り組みたいことがあるという。それが、よりユーザーに着目したアプローチだ。すでに、メールアドレスを使ってFacebookユーザーとキャリアトレック会員を照合して、既存顧客に新規サービスのお知らせをする取り組みは始まっている。さらに、そのユーザーデータからオーディエンス拡張をして、より確度の高い新規顧客の獲得も狙えるだろう。

 「今後は、ユーザーファネルのより前方にあたるアトリビューションも考慮した検証をしていきたいと考えています。認知をしてもらい、好感度をあげてもらい、登録や応募を検討・実施してもらうという、ファネルを意識した取り組みが重要だと感じます。そのためにも、部分最適ではなく広い視野で、かつ流行に左右されるのではなく、ユーザーを中心にした集客とグロースを図っていきたいと思います」(小林氏)

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伊藤 桃子(編集部)(イトウモモコ)

MarkeZine編集部員です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2015/08/07 10:00 https://markezine.jp/article/detail/22839

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