Facebookのリード獲得広告が、日本でも正式にリリースされた。同広告は、タップすると、Facebookに登録されている名前やメールアドレスなどの情報が、フォームの該当欄に自動的に入力されるというもの。広告をタップした利用者が、必要な情報がすべてFacebookに登録済みの場合、フォームを開くための1回と情報を送信するための1回という最短2回のタップで手続きを完了できる。
リード獲得広告は、米国では10月7日より公開がされている。既に広告を導入した自動車メーカー「ランドローバー」では、過去のソーシャル施策と比べ、リード獲得単価を4分の1に削減することに成功するなど、成功事例も出てきている。
今回の正式リリースにあたって、さらに、自由回答欄や多項選択欄が追加できるようになっている。また、注意書き部分も自由に変更できるようになったため、自社の利用規約に置き換えることもできる。
加えて、同社パートナーが提供するプラットフォームを利用し、CRMソリューションとリード獲得広告を連携させることで、リアルタイムでのリード獲得と管理が可能となる。なお、現時点で対応ソリューションを提供しているのはDriftrock、Marketo、Maropost、Oracle Marketing Cloud、Sailthru、およびSalesforce。
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