SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

LINEビジネスコネクトで実現するスマホ時代の1to1コミュニケーション

メッセージを送ったユーザーの半数以上が流入!ZOZOTOWNのLINEビジネスコネクト活用に迫る

 「LINEビジネスコネクト」の活用事例を紹介する本連載。今回はLINEビジネスコネクトを活用し、ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」でお気に入りに登録した商品の入荷情報やセール情報を届けているスタートトゥデイの事例を紹介。現在モバイルシフトが進む同サイトで、LINEは売り上げにどのように寄与しているのか。同社CFM部 大塚健史氏と一木啓子氏にお話をうかがった。

モバイルシフトの波に乗る「ZOZOTOWN」

 アパレルのオンラインショッピングサイトとして強大な影響力を持つ「ZOZOTOWN」。現在年間で360万人以上が商品を購入している。そんな同サイトに押し寄せる1つの波が「モバイルシフトの波」だと大塚氏はいう。

(右)株式会社スタートトゥデイ CFM部 大塚健史氏
(左)株式会社スタートトゥデイ CFM部 一木啓子氏

 「2014年の秋ぐらいから、スマートフォンのアクセスがPCを追い抜くようになりました。その後もモバイルシフトは進んでいて、現在6割近いユーザーがスマートフォンで購入するようになっています」(大塚氏)

 あわせて、同社は2015年10月公式アプリのリニューアルを行うなど、モバイルシフトに合わせたサービス設計やプロモーションもぬかりない。大塚氏は「私の所属する部署名でもあるCFMというのは、Customer Friendship Managementの略です。お客様と友だちのような関係を目指し、『お客様自身も気づいていない潜在的ニーズをいち早く察知するとともに一人ひとりの心のあり様を想像しおもてなしの心(ホスピタリティ)を仕組み化(マーケティング)しファッションの新しい価値体験を提供すること』をミッションステートメントにしています。LINEビジネスコネクト導入もユーザーあってのこと」と語る。

ID連携でOne to Oneマーケティングを可能に

 では、なぜ今回LINEビジネスコネクトを採用したのだろうか。スタートトゥデイ CFM部 大塚氏によれば、「お客様の利用デバイス・チャネルに合わせて、常にコミュニケーションの最適化を図る必要がある」という。

 「以前LINE公式アカウントを運用していたのですが、公式アカウントでは、友だちになってくれたLINEユーザーへの一斉のメッセージ送信しかできませんでした。しかし、LINEビジネスコネクトであれば、ZOZOTOWNのIDとの連携が可能になり、お客様一人ひとりにあわせたパーソナルなコミュニケーションを実現できるため、導入に至りました」(大塚氏)

 2015年3月にLINE公式アカウントの開設、LINEビジネスコネクトや決済システム「LINE Pay」の導入、ID連携するともらえる「コネクトスタンプ」の配布を同時に実施することでゾゾタウンの公式アカウントの認知獲得の最大化を図ったという。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
メールに比べ、ページ遷移率が2倍に増加

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
LINEビジネスコネクトで実現するスマホ時代の1to1コミュニケーション連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、20...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/12/16 10:00 https://markezine.jp/article/detail/23470

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング