エフルートが提供するさまざまな検索機能
昨年には、ウィキペディア検索や掲示板横断検索の開始、今年に入ってからは、動画やPCページ検索、着うた検索や、データベース検索にも対応することで、ユーザビリティ向上に貢献してきた。たとえば「スポーツ」で検索した場合、専門スタッフが厳選したケータイサイトを抽出する「ディレクトリ検索」や独自開発のクローリングロボットがケータイ・PCページを表示する「ロボット検索」、さらにはキーワードに関連する着うたや画像、動画、「You Tube」のファイル、さらにはレストランや関連のアイテムの情報までもが検索結果に加えられる。
目的別の検索結果だけではなく、マッチ度の高い結果を抽出して表示することで、一度に広く深く情報を掘り下げて探すことができるのだ。その結果、「エフルートの検索数は、この1年でおよそ3倍にも伸びている」と佐藤氏は手ごたえを感じている。
エフルートの特徴として佐藤氏は「Expand Search」も挙げている。これは、検索キーワードの種類によって、専門検索の並びが変化する機能。検索対象がアーティストの場合は公式サイトや着うたが、施設名だと地図が検索上位に表示される。「複数の検索をまとめて抽出しつつ、一致性の高いものは高い階層に表示する。目的情報への到達時間を短縮できる」と佐藤氏は利便性の高さを強調した。