SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

5つのキーワードから読み解くWebマーケティングのポイント


キーワード3:CMS

 トヨタのWebサイト価値は1,300億円超ということをご存知だろうか?もはや自社HPを持つことは当たり前の時代となったが、今後は自社HPを「メディア」として捉えることが必要になるだろう。自社HPのメディア価値を上げ続けるためにも必要な機能がCMSと言える。CMSとは、Contents Management Systemの略称で、その名の通り、Webサイト上のコンテンツを一括管理するシステムのことである。コンテンツにはサイトに使用されている画像(または動画、音声など)やテキスト、さらにはページを構成する画像、レイアウトなどを定義したテンプレートなどが含まれる。デザイナーがテンプレートを作成し、コンテンツ作成者がテキストを作成し、要素ごとに分離してデータベースに保存すると、テキスト、画像などがテンプレートに沿った形でレイアウトされたWebページが自動的に作成される仕組みである。

キーワード4:SNS

 SNSというと、とmixi、GREEといったサービスを思い浮かべる人も多いが、マーケターから見たときのSNS活用ポイントは「顧客ロイヤリティの向上」といえるだろう。ファン同士でふれあう場所を提供することで、ロイヤリティーをさらに高めることができるし、何かキャンペーン施策を行なった際の受け皿として活用することができる。また、会員コミュニティから商品が誕生するといった流れもあり、商品開発という観点からも注目されている。

キーワード5:メール

 Webマーケティング手法として、インターネット黎明期から活用されているのがEメールマーケティングだ。データベースの情報を駆使し、見込み客や既存顧客との関係を維持・継続し、購入意欲を喚起させる。インターネット広告が色々なチャネルから自社のウェブサイトへ誘導する「プル型」のコミュニケーションであるのに対し、個人のメールボックスにキャンペーンの案内や定期的なメールマガジンなどを送り届けることで、「プッシュ型」のコミュニケーションをとることが可能。また、PC以上に携帯との相性がよいマーケティング手法であり、今後のさまざまな活用法が考えられる。

次のページ
現場マーケターに聞く

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/01/21 18:44 https://markezine.jp/article/detail/2388

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング