国内最大級の広告配信ネットワークと連携した「GMO MARS DMP」
谷本氏は「GMO MARS DMP」を活用したデータドリブンマーケティング領域、アドテクノロジー開発、メディアバイイング、クリエイティブなどの事業全般を管掌。石川氏は「GMO MARS DMP」の活用におけるコンサルティングやデータ分析、商品開発を担当している。GMO NIKKOのマーケティングクラウドソリューション「GMO MARS」の基幹機能の一つである「GMO MARS DMP」は、企業のファーストパーティーデータを活用することで様々なマーケティング課題を包括的に支援する。
「Yahoo! JAPANが日本最大級のメディアであることは周知の通りだと思います。今回の連携で、当社のDMP上でシナリオ設計されたセグメントやターゲティングを用いて、Yahoo! JAPANという国内最大規模のメディアおよびネットワークに配信できるようになったことは、企業側にとって大きなメリットだと考えています」(谷本氏)
一方、ヤフーが「Yahoo! DMP」をリリースしたのは、2014年9月。その後も広告主のデータ活用を積極的に推進している。
「谷本さんのおっしゃる配信の場の拡大のほかに、『Yahoo! DMP』と連携することにより、『Yahoo! DMP』にはデータの掛け合わせ・分析による絞込みや拡張というメリットもあります。DMPはプロダクトによって様々な特性があるため、それぞれYahoo! JAPANのデータと掛け合わせていただければ、多様な活用が可能になります。我々としても、GMO NIKKOさんをはじめ、様々なパートナーさんとオープンに連携していきたいと思っています」(石井氏)
「GMO MARS DMP」の強みは、DMPを活用しマーケティングROIの向上を実現する機能を拡張している点だ。そのため、Yahoo! JAPANだけでなく他社のDMPやネットワークとの連携も積極的に行っているという。
「国内の主要サービスはほぼ網羅しています。そのため、『GMO MARS DMP』の配信先ネットワークは、国内最大級。特に、Yahoo! JAPANとGoogleの両方に、直接プラットフォーム連携できている会社は限定されます。また導入後、マーケティング効果を高めるためのコンサルタントチームが体制サポートし、クラウドサービス提供にとどまらず、戦略設計から実行、運用までをトータルで支援します」(谷本氏)