動画広告に関する事業を展開するTeadsは4月21日、グランドハイアット東京においてローンチイベントを開催した。同イベントでは、同社でCOO(Chief Operating Officer)を務めるChristophe Parcot氏によるキーノートを始め、実際にTeadsのソリューションを導入・活用している広告主、メディアによるパネルディスカッションなどが行われた。
同社は欧米を始めとする26のオフィスを展開し、2015年度は約150億円の売上に到達している。また、現在提供しているインリード広告は、従来の動画配信プラットフォームなどに用いられる、動画内に挿入するインストリーム型の広告ではなく、メディアの記事コンテンツ内で、ユーザーが視聴するかどうかを選択できるアウトストリーム型を採用している。
これにより、メディアは新しい収益源を得られ、広告主はブランド毀損を防ぐことができ、ユーザーもコンテンツ閲覧を邪魔されずに済む。
今回のイベントにてChristophe Parcot氏は、「日本でもモバイルファーストの流れが進んでいる。その中で弊社は、動画広告のメインストリームとなりたい」と国内での熱き展望を語った。
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