『Twitter広告運用ガイド』は、Twitter広告を利用してみたいけれど、何から始めたらいいのか分からない方のための入門書です。Twitterの特徴やユーザーの属性から、ターゲティングの考え方やクリエイティブの作り方などにより効果の高まる運用方法についても解説しています。
Twitterユーザーといえば若いイメージがあるかもしれませんが、日本では30代以上のユーザーが半数を占めます。また、海外ではややユーザー数の増加が鈍ってきているものの、日本国内では月間アクティブユーザー数が3,500万人(2015年12月時点)に達し、その勢いは衰えるどころか着実に伸び続けています。また、多くの人がスマートフォンから利用していることも大きな特徴です。
ウェブの広告というとあまり効果がないのではと疑う向きもありますが、多くのTwitterユーザーが他人のツイートを見て購買行動を起こしているのです。Twitterを使っていない人がスマートフォンでものを購入する割合は5%、対してTwitterユーザーは14%にもなります。食品やエンタメ系コンテンツ、ゲームなどの商品が購入されています。Twitterユーザーはコミュニケーションだけでなく、お買い得商品やキャンペーンなどの情報にも敏感なのです。
さらに大半のユーザーはリツイートなどで積極的に情報発信するほどアクティブですから、彼らに刺さる広告を展開できれば予算以上に効果が拡大します。本書ではTwitter広告の仕組みを理解し出稿計画を考えるところから、動画広告などスマートフォンと相性のいいクリエイティブを制作する方法まで理解することができます。特に重要となる、多様なユーザーのうちから狙ったターゲットに情報を届ける方法も解説しています。本書をお読み終わる頃には、一度限りで終わらない広告運用ができるようになっているはずです。
まずは手軽に1万円で最大限の効果を得られる手法を、本書がお届けします。
目次
第1章 TwitterユーザーとTwitter広告の特徴
第2章 Twitter広告の仕組み
第3章 広告の出稿計画を考える
第4章 広告管理画面の使い方
第5章 広告運用のポイント(1) ターゲティング
第6章 広告運用のポイント(2) クリエイティブ
第7章 広告運用のポイント(3) タグの設定と収集データの活用
第8章 広告運用のポイント(4) 広告配信の最適化
付録