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ファンの心を掴み、CM待ちさせるまでの企画とは

MZ:小杉さんはいかがですか。

小杉:私はスマートフォンゲームのアプリダウンロード促進を目的に行ったプロモーションが心に残っています。

 CMと連動して、CMが放送されてから1時間以内にTwitterで指定のハッシュタグを使ってみんなでつぶやくことで、キャンペーンサイト上でゲームのボスを倒し、アプリのアイテムをプレゼントする企画です。この企画ではターゲットとなる層に対して、どのようにアプローチすることで効果を最大化できるかを考え抜き、CMからSNS、キャンペーンサイトまで、チームで綿密に設計しました。

 結果として、毎日1時間限定のキャンペーンだったにもかかわらず、想定を上回る反響があり、キャンペーン参加者からは多くのポジティブな感想が集まりました。

布山:最終的に「CM待ち」みたいになっていましたよね。

小杉:CMが流れる番組を事前にお知らせしていたのですが、中にはターゲットが普段見ない番組もあって、「なんでこの番組見てるんだろうw でもボスを倒したいから待つ」といったツイートもありました(笑)。このキャンペーンを通じてマス広告にSNSをうまく掛けあわせることで効果も大幅に向上することが理解できました。

厚い信頼があるからこそ、分業を可能に

MZ:ちなみに、お二人が一緒にお仕事をされたことはありますか? もしあれば、お互いの印象を教えてください。 

布山:一緒に行った案件は数少ないのですが、私はとても信頼をおいています。かなり前になりますが、一緒に仕事したクライアントのグローバルサイトをリニューアルする案件では、企画面において本当に頼りになりました。グローバルの案件だったこともあり、多方面に対する調整が大変だったのですが、自分の業務に専念できました。

MZ:信頼をおけたからこそ、うまく分業できたわけですね。

布山:そうしたかったので、小杉さんに私からお願いしたというのもあります。

小杉:私も、絶大な信頼をおけるプロデューサーだと思っています。先述のリニューアルの際、私は今とは別の部署で企画制作を担当していたのですが、プロジェクトがスムーズに進むように調整ごとは布山さんが全てやってくれました。結果として、私はいかに良いアウトプットをつくるかを集中して考えることができました。

MZ:互いに連携し合いながら、お互いの仕事における役割を果たせるのは素晴らしいですね。

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター 出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/09/20 18:23 https://markezine.jp/article/detail/24989

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