ターゲットに合わせたメディア選定が可能に
――「mitayo.」は3センテンスのフォーマットが最大の特徴かと思いますが、3センテンスに情報を集約する利点をもう少し詳しく教えていただけますか?
昨今、インフィード広告を活用したタイアップ記事への誘導が増えていると思います。ただ、インフィード広告も「タイトルだけ」「画像だけ」と、これまでのバナー広告同様伝えられる情報が少なく、内容を理解するまでにはいきません。
しかし「3センテンス+画像」という「mitayo.」のフォーマットであれば、初めて情報に触れた人でも、一瞬で概要を理解した上でクリックすることができます。そのためクライアントは、情報を認知させつつ、エンゲージメントを高めることができます。
――「mitayo.」はどういったメディアに配信されるのですか?
配信メディアは今後も随時追加していきますが、認知度が高く、読者の属性が見えやすい約30のメディアと現在提携しています。
また、配信の際にターゲットによってメディアを選定することができるのも特徴です。「女性一般」「女性若年層」「男性」「マス・ポータル」「Buzz・その他」の5つに提携メディアをカテゴリ分けしているため、その中から自社の商品やサービスにあったカテゴリを選択して配信することもできます。
嫌がられない全画面広告を目指す
――しかしながら「3センテンス+画像」をスマートフォン上に表示するとなると、スペースが必要になると思うのですが、どのように表示されるのですか。
記事を読んだ後のユーザーに対して、「mitayo.」が制作した3センテンスのニュースを表示する仕様になっています。通常、記事を最後まで読むと、よく関連記事などがレコメンドされると思いますが、ちょうどそのタイミングですね。
ユーザーが記事を読むという目的を達成した後に生じる「次は何を読もうかな?」という心理になるとき、いわば“ウザくない”タイミングにこだわりました。
通常、全画面広告というのはユーザーに嫌悪感を与えてしまいがちなのですが、メディアの方にお話を伺っても「mitayo.」によって離脱が増えたという現象は起きていないようなので、安心しています。
――「mitayo.」で配信されたコンテンツから記事本文へはどのくらいの割合で誘導できているのですか。
トライアルの掲載結果から、今のところ6%前後を想定しています。3センテンスでできるだけ多くのユーザーを惹きつけられるよう、弊社専属のライターが編集しています。ですので、ユーザーの目から見ると広告というよりもメディアからのおすすめ情報のような印象を受けるのかなと。よりポジティブな印象を与えていけるよう、これからも知見を溜めていきたいところではあります。