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SAPが語るビジネス変革とマーケティング(AD)

ゲームチェンジが起きる今、「個客」対応が重要~SAPが語る、パーソナライズの課題と解決方法

情報の重要な接合ポイントであるEC、いかにデータを一元管理するか

 ECソリューションを提供しているところも、SAPが他社と大きく違う点だ。例えば、アノニマスなユーザーを会員化するためにFacebookから自社サイトにランディングさせることを考えると、エントリーポイントの多くはECサイトとなるだろう。同社はECもマーケティングの要素として考えている。

 「ランディングさせた瞬間、沢山の情報が入ってきますし、そのエントリーポイントは基幹システム側との大切な接合ポイントになります。多くのベンダーの場合はマーケティングシステムと言えばほとんどMA側だけの話になりますが、当社はカスタマージャーニーを全てつなげようという考えのもと、ECも含めてご提供できます」(阿部氏)

視界を晴らすことに尽力するか、進み方の検討に注力するか

 では、SAP Hybris Marketingの導入で、個客対応においては具体的にどのようなことができるのか。現場レベルでは、まず全てのカスタマージャーニーを管理できるようになる。アノニマスなユーザーに対しても、“全然わからない”状態から特定が可能になるため、多くのユーザーを会員化させることが今までよりも容易になる。会員化させられれば、そのユーザーのことをより深く知ることができる。得たデータをインメモリテクノロジーで高速回転させつつ、インテリジェンスを使ってアプローチできるようになる。すると、よりパーソナライズされたオファーをしながら、リアルタイムにその結果を分析し、業務の最適化や迅速化を図ることができる。

 SAP Hybris Marketing のカバー範囲
SAP Hybris Marketing のカバー範囲

 「今までは、見えなかったものを見える状態にするためだけに莫大なエネルギーを使っていたものが、SAP Hybris Marketingによって既に見える状態からスタートできるようになる。視界が良好な状況で“何をするか”という戦略や施策の検討に集中できるわけです。当然、マーケティングの施策の精度は上がりますし、回数が増えるのでビジネスの成長も早くなります」(阿部氏)

 さらに、ユーザーをマスで深く分析できるようになるということは、経営レベルでも選択や集中の判断をしたり、ビジネスモデルそのものを見直したりなど、会社全体・業界全体にインパクトを与える取り組みにつながるだろう。現在、ビジネス環境の変化は加速の一途をたどっている。この状況においてSAP Hybris Marketingは、大きなポテンシャルを持つ。阿部氏は強く強調する。

「個客」マーケティング実現のための7つの戦略とは?【資料公開中】

 本記事でも触れられた「個客」対応。実際に行うために、マーケターはどのようなことを考える必要があるでしょうか? 一貫した顧客体験を提供し、一人ひとりに最適なコミュニケーションを取るために必要な戦略を、7つのフェーズに分けて紹介しています。ぜひ、ご覧ください!

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この記事の著者

東城 ノエル(トウジョウ ノエル)

フリーランスエディター・ライター
出版社での雑誌編集を経て、大手化粧品メーカーで編集ライター&ECサイト立ち上げなどを経験して独立。現在は、Webや雑誌を中心に執筆中。美容、旅行、アート、女性の働き方、子育て関連も守備範囲。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/09/30 14:49 https://markezine.jp/article/detail/25134

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