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進化を続ける検索連動型広告「スポンサードサーチ」、クリエイティブの幅が広がり効果向上を実現

クリエイティブで付加価値を生み出す一手に

MZ:既に拡大テキスト広告を活用しているサイバーエージェントから、3名にご登場いただきました。まずはご担当の業務をお教えいただけますか?

写真左から、株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 第2本部 統括 蜷川親将氏同事業本部 第1本部2局 舟橋健人氏同事業本部 第2本部Search戦略局 本間悠也氏
写真左から、株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 第2本部 統括 蜷川親将氏
同事業本部 第1本部2局 舟橋健人氏
同事業本部 第2本部Search戦略局 本間悠也氏

蜷川:ネット広告のうち、SEMを扱う部門を統轄する傍ら、最近部内に立ち上げたサーチ戦略局の局長も兼務しています。今回のテーマの拡大テキスト広告や、クリエイティブ開発などをサーチ戦略局で取り扱っており、本間はそのメンバーです。舟橋は私の部門とは異なり、クライアントに相対する営業部門でコンサルタントを務めています。

MZ:現在の市場でどういった点に注目されているか、全体感からお話いただけますか?

蜷川:トレンドとして注目しているのは、クリエイティブです。拡大テキスト広告もしかりですが、入札をはじめ自動化や機械化が進む分、コンサルタントが自動化しにくいクリエイティブの部分で付加価値を出していくのが大切だと考えています。

MZ:たとえば拡大テキスト広告でいうと、表現の幅が広がることで、やはり試せることも増えてきますか?

舟橋:そうですね、従来の短い広告のタイトルにはキーワードを入れて終わりでしたが、入れられる文字数が増えた分、ジャンプする表現を探れるようになっています。運用は今までどおりなので、ストレスはありません。

本間:スマートフォンからの流入が増えている中、拡大テキスト広告で幅を持たせてクリエイティブも様々な観点から試せることは、ユーザーのスマホシフトの側面から見てもいい流れだと思います。

スマートフォンの小さい画面でインパクト、CTR140%にも

MZ:では、具体的な企業事例をご紹介いただけますか?

舟橋:効果からいうと、驚くほど向上しました。たとえば人材系のA社だとCTRが130〜140%となり、結果的にCPAも85%まで下がりました。検索結果として表示されるタイトルの訴求力は大きいので、施策の実施前から一定の効果はあるだろうと思っていましたが、想定以上でした。

MZ:増えたテキスト部分で、どういった工夫をされたのですか?

本間:旅行系のお客様B社では、新たな訴求ポイントをタイトルの2行目に追加しました。その結果、全体の件数に直接跳ね返ってコンバージョンが1.8倍になりました。

MZ:なるほど、すごく手応えがあったんですね。先ほどスマートフォンの話も出ましたが、そのあたりの相性も感じられましたか?

本間:そうですね、スマートフォンの小さい画面の中だと文字数が増えるだけでも専有面積が広がるので、そのインパクトはPCよりも大きいのではと思います。

蜷川:現状では単純にこれまでのノウハウを適用しただけなので、まだまだ工夫の余地があると思います。A社B社だけでなく全体でもスマートフォン経由のCTRが伸びている状況なので、150%まではいきたいです。

MZ:それは大きいですね。では、機能やヤフー自体へのご要望をうかがえますか?

蜷川:我々としては自動化できる部分は機械に任せて、コンサルタントの業務をよりクリエイティブに変えていきたいので、今後もヤフーならではの表現の仕方を提案していただきたいですね。たとえば人材や旅行、自動車など業界ごとにUIの見せ方を変えるなどです。「世界一の広告効果を出す」ことを目標に取り組んでいるので、今後も協力して好例を生み出していきたいです。

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クライアントニーズは検索を“より深く”する方向へ

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/12/14 07:00 https://markezine.jp/article/detail/25649

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