素人が手がけたデザインは、タイトルやキャッチコピーが長すぎたり、要素を詰め込みすぎてごちゃごちゃしていたりするだけでなく、フォントは使用ソフトのデフォルトのまま、無駄にカラフル――と、一言で言えば、ダサい。
しかし、それは単にデザインのコツを知らないだけで、意識すれば誰でもプロのデザインに近づけることができるのです。『やってはいけないデザイン』では、テキスト原稿、レイアウト、文字・フォント、カラー、写真・イラストに要素を分け、ダサくなってしまうポイントを直すための一手間を解説します。
- レイアウトする要素はブロック分けする。
- そのブロックにも大小のメリハリをつける。
- テキストの周りには余白を入れる。
- 長文には明朝体、タイトルには太いゴシック体。
- カラーは3色を基本に。
- 無意味な装飾はやめる。
こうしたポイントに気を配ると、見違えるようなデザインを作ることができるようになるでしょう。
下手の考え休むに似たり。いい感じにデザインできなくて悩んでいる方は、ぜひ本書で手っ取り早くコツを掴んでみてください。
目次
第1章 原稿編
内容がまとまらない
長文をそのままコピペする
タイトルが長すぎる
キャッチコピーを書かない
第2章 レイアウト編
ゴチャゴチャして見にくい
どれも目立っていない
バラバラでまとまらない
ギュウギュウに詰める
おしゃれでシンプルにならない
第3章 文字・フォント編
文が読みにくい
タイトルが目立たない
何が書いてあるかわかりづらい
グラフの文字が見にくい
フォントがいけてない
第4章 カラー編
色が多すぎる
色の使いどころに迷う
配色が決まらない
図やグラフの色が適当
第5章 写真・イラスト編
撮りっぱなしの写真を使う
写真かイラストか適当に選ぶ
写真選びに時間がかかる
いいイメージ画像が見つからない