マクロミルは、脳波を含む生体情報を活用したマーケティング・リサーチ事業への取り組みを開始するにあたり、センタンと戦略的な業務・資本提携を行うことで合意したことを発表した。
マクロミルは、これまでオンライン・マーケティング・リサーチ事業を主軸とし、インタビュー調査やデータベース・ソリューションを提供。さらに、広告効果測定やソーシャルメディアなどの各種ログデータの分析などを含むデジタル・マーケティング事業の展開など、顧客のマーケティング・リサーチ及びデジタルマーケティングに関わる各種サービスの拡充に取り組んできた。
一方、センタンは、脳波分析を活用したニューロ・マーケティング分野における取り組みをいち早く行ってきた。そのため、脳波を含む生体情報を活用した顧客の商品開発や広告効果測定における豊富な実績とノウハウを有し、消費者の無意識での生体反応を取得・解析することで、より深い消費者インサイトを獲得することのできるサービスを提供している。
両社は今回の提携で、両社の培ってきたノウハウと実績を組み合わせ、これまで得られなかった消費者のより深いインサイトや意思決定プロセスに迫るマーケティングリサーチ及びデジタルマーケティングのソリューションを提供する狙いだ。
【関連記事】
・マクロミル、店頭購入後のモニターにアンケート送る「MHS-Instant Research」リリース
・マクロミルが店舗での顧客アンケートシステム、ASPサービス「Satisfeeder」の提供を開始
・マクロミル、IAS社と連携しビューアビリティなどを組み合わせた広告効果測定リサーチを実現
・ネスレ、日立のヒューマンビッグデータ技術を活用しオペレーターの行動を分析・改善を実施
・デジタルインテリジェンス、「男女脳プロジェクト」を開始