MMD研究所は、シニアのスマートフォン利用に関する調査を実施した。
スマートフォンを所有するシニアが増加
まず、普段利用している携帯電話について質問したところ、シニア向けスマートフォンと合わせて、48.2%のシニアがスマートフォンを所有。年代別で見ると、60代のスマートフォンの所有率は51.9%、70代は35.7%となった。
約8割のシニアがスマートフォンの購入意欲あり
携帯電話の買い替えについては、スマートフォン利用者の80.5%、フィーチャーフォン利用者の15.6%が、スマートフォンを購入する意向だとわかった。
普段利用するサービス上位は、メール・動画・ショッピング
次に、スマートフォンを所有するシニアに対し、iPhoneユーザーとAndroidユーザーそれぞれに普段利用するサービスを質問。その結果、両者ともメール・動画・ネットショッピングの順に利用率が高いことが判明した。また、iPhoneのユーザーの8割以上がInstagram、Twitter、Facebookをアプリで利用している。
【事前調査概要】
・調査主体:MMD研究所
・調査期間:2017年6月6~10日
・調査対象:60~79歳の男女
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:4,244人
【本調査概要】
・調査主体:MMD研究所
・調査期間:2017年6月9~12日
・調査対象:スマートフォンを所有する60~79歳の男女
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:723人
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