キリンは、同社が運営する「一番搾り」のブランドサイトにおいて、プレイドが提供するWeb接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」を導入した。
「KARTE」は、Webサイトに数行のコードを埋め込むことで、来訪者の特徴や行動を解析・可視化し、サイト来訪者に合わせたコミュニケーションを可能するサービス。リアルタイムでの解析により、利用者がサイトから離脱する前に必要な情報を適切なタイミングで提案することができる。
今回の導入により、同社は顧客属性とタイミングを合わせた施策でブランドの体験価値を高め、顧客をより深く知るための情報を蓄積することが可能に。この第1弾として、「一番搾り」のブランドサイトにて記事アンケートを実施し、ユーザーの興味や趣向を取得するほか、コンテンツの改善に役立てている。
KIRINデジタルマーケティング部では、2015年からプライベートDMPを構築し、顧客データの蓄積を開始した。様々な商品ブランドと顧客との接点を横断的に蓄積し、顧客におけるKIRINブランド体験の向上を目指している。
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