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アクセス解析エキスパート直伝!デジタルフォレストのPVアップ講座

【アクセス解析活用術】データ分析を成功させる、5つの“ちょっとしたコツ”とは


アクセス解析で出来ることと出来ないことを理解する

 アクセス解析では出来ないことをやろうとして時間をかけて、その時間が無駄になってしまうことが少なくありません。出来ること、出来ないことを理解して出来ることに時間をかけることが重要です。 そして、アクセス解析で出来ないことは、アクセス解析以外の方法で実施する必要があります。

アクセス解析でできること、できないことを見分ける

 例えば、アクセス解析によって「ページAとページBとページCでユーザーが離脱してしまうことが多い」とわかったとしましょう。次に、ページAとページBとページCをどう改善すべきかを考えればよいわけですが、Webマーケターはそのページをよかれと思って作っているため、実はどう改善すべきかわからない場合が多いのです。このような場合は、ユーザーの立場、専門家の立場といった第三者的な立場の人に対象ページを見てもらうことにより、具体的な改善ポイントが浮かび上がってきます。

いくつかの部分に分けてデータ分析する

 「分析」を国語辞典で調べてみると、「ある事柄の内容・性質などを明らかにするため、細かな要素に分けていくこと」と書いてあります。つまり分析とは「分けて」考えることなのです。

 例えばコンバージョン率が悪い場合に「直帰率」「入力フォームまでの遷移率」「入力フォームの完了率」と3つに分けて分析することで、3つのうちどこが悪いか明らかにすることが出来ます。この3つの中で、もっとも離脱率が高いところにフォーカスを絞って深堀分析+改善を行うことで、効率的に効果を出すことが出来ます。

 ユーザーのサイト内の行動を把握する際も「バナー広告から来た人」「検索エンジンで社名を入力した人」「検索エンジンで商品名を入力した人」「自社メルマガから来た人」などと分けて分析することで、サイト訪問背景別のニーズを推察しやすくなります。

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分析データを眺めるだけでは何も変わらない

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/25 12:47 https://markezine.jp/article/detail/2748

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