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【アクセス解析活用術】データ分析を成功させる、5つの“ちょっとしたコツ”とは


アクセス解析を使いこなして効果を出したいが、どうやればよいかわからない。こんな悩みを持つWebマーケターはまだまだ多いようです。アクセス解析を使いこなせるかどうかは、実はいくつかのちょっとしたコツを知っているかどうかに依存する部分が大きいです。今回の記事はそんなWebマーケター向けのデータ分析の『ちょっとしたコツ』を紹介します。【バックナンバーはこちらから! 】

アクセス解析を使いこなすためのコツとは

 ほとんどの企業でアクセス解析ツールを導入している昨今、「アクセス解析を使いこなして改善を繰り返しながら業績を上げる企業」と、「活用できずに効果を上げられない企業」との差が明確になってきました。この違いは、アクセス解析を使いこなすためのちょっとしたコツを知っているかどうか、による部分が大きいと感じています。

 アクセス解析を使いこなすためのコツはいくつかありますが、その中から5つのコツを紹介します。

1 データ分析する目的を忘れてはならない 
2 アクセス解析で出来ることと出来ないことを理解する
3 いくつかの部分に分けてデータ分析する
4 分析データを眺めるだけでは何も変わらない
5 全てのデータを見てはならない

データ分析する目的を忘れてはならない

 アクセス解析は、Webサイトに関する定量データを提供するため、それを分析をすることによって様々なことがわかります。どういったサイトや広告から人が来ているか、サイトの平均滞在時間はどのくらいか、あるページを見た人のコンバージョン率はどの程度か、など高機能のアクセス解析ツールを使っていれば、知りたいと思うデータはほとんど見られます。高機能ゆえに分析好きな人は、あれも気になる、これも気になると、どんどん分析してしまうものです。

 ここで大事なことは「分析をする目的は何なのか」ということを常に念頭に置くことです。ユーザーが求めるコンテンツを追加するため(目的)にユーザーのニーズをサイト内行動分析から洗い出す(分析内容)、サイトのコンバージョン率を改善するために(目的)ボトルネックを把握する(分析内容)、今後の広告媒体選定のため(目的)に今の広告の評価をする(分析内容)というように、どういった目的のためにどのような分析を行うべきかを明確にすることが大切です。分析好きな方は特にこの点を注意してみてください。

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アクセス解析で出来ることと出来ないことを理解する

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/25 12:47 https://markezine.jp/article/detail/2748

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