KDDIは、越境ECプラットフォーム「豌豆プラットフォーム」(以下、ワンドウプラットフォーム)を運営するInagora (以下、インアゴーラ) と資本・業務提携に関する契約を締結した。
今回の資本・業務提携により、KDDIは、インアゴーラと共同で成長著しい中国市場と日本国内市場への同時進出を可能とする「中国越境・国内ECワンストップソリューション」を、「Wowma!」および「ワンドウプラットフォーム」の出店店舗向けに提供する。
KDDIは「auライフデザイン戦略」の注力事業として、総合ショッピングモールサービス「Wowma!」、自社物販サービス「au WALLET Market」の拡大を目指し、国内EC 事業の強化に取り組んでいる。
インアゴーラは、日本企業と中国の顧客を結ぶワンストップソリューション型の越境ECプラットフォーム「ワンドウプラットフォーム」を提供している。
「ワンドウプラットフォーム」では、中国の顧客向けに商品情報の制作・翻訳、物流、決済、マーケティング、顧客対応、他チャンネル展開などの全工程をインアゴーラが担う。そのため、日本企業はインアゴーラの日本国内倉庫に商品を配送するだけで簡単に巨大な中国市場に進出することが可能になるという。
今回の提携により、「Wowma!」の出店店舗は、インアゴーラが運営する日本商品特化型ショッピングアプリ「ワンドウ」を通じて中国市場に進出できる。
また、インアゴーラが提供する「WONDERFULL (ワンダフル)」ストアの「Wowma!」への出店や、「ワンドウ」の人気商品などインアゴーラの出店店舗の商品を「au WALLET Market」で取り扱うことが可能になる。
【関連記事】
・カカクコムとKDDIが業務提携「食べログ」ネット予約の利便性向上と飲食店向け業務サポートを拡充
・スマホ決済、利用率は2割に/年代別の利用シーンは?【KDDI調査】
・KDDIら運営のEC「Wowma!」、VASILYのディープラーニングによる画像解析技術を導入
・KDDIとアクセンチュア、合弁会社を設立 KDDIグループのデータ利活用を推進
・KDDI、AIを活用した「KDDI AI翻訳」とオペレーターによる「KDDI TV通訳」の提供開始