“PESOオーダー”の代表的なものは6タイプ
Paid(いわゆる広告)、Earned(番組等で取り上げられること)、Shared(SNS等でのシェアや口コミ)、Owned(自社WebサイトやWeb動画など)の順番を重要視するPESOオーダー。いろいろと考えてみると、EarnedやSharedを得るためには何らかの「元」が必要で、その意味では結局のところ、OかPで始まることになる、というのが今のところの僕の見解です(EやSで始めることも、ある種の戦略PRなどでは考えられそうですが、本連載ではいったん取り扱わないこととします)。
そう考えて来るとPESOオーダーは、(1)OSE(P)型、(2)OES(P)型、(3)OPSE型、(4)PEOS型、(5)POSE型、(6)PSE(O)型の6タイプくらいに分類できそうです(前回の記事では(3)OPES型としていましたが、さらに検討した結果、(3)OPSE型の方が相応しいと考えて変更しています)。
6つのタイプについて、それぞれの特徴と代表的な事例(カンヌライオンズ受賞作と一部日本での話題作)を取り上げて行きましょう。