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トリプルメディアを一歩進めた、“PESOオーダー”という新発想

「PESOオーダー」の6タイプ、その特徴と代表的な事例は?

 日本ではトリプルメディアと言われていますが、英語圏ではPOEM(ポウム)と呼ばれています。その発展形のPESO(ペソ)を基にした新しいフレームワーク「PESOオーダー」について提唱・解説する本連載。3回目となる今回は、PESOオーダーの代表的な6タイプについて、事例をもとに解説していきます。

“PESOオーダー”の代表的なものは6タイプ

 Paid(いわゆる広告)、Earned(番組等で取り上げられること)、Shared(SNS等でのシェアや口コミ)、Owned(自社WebサイトやWeb動画など)の順番を重要視するPESOオーダー。いろいろと考えてみると、EarnedやSharedを得るためには何らかの「元」が必要で、その意味では結局のところ、OかPで始まることになる、というのが今のところの僕の見解です(EやSで始めることも、ある種の戦略PRなどでは考えられそうですが、本連載ではいったん取り扱わないこととします)。

 そう考えて来るとPESOオーダーは、(1)OSE(P)型、(2)OES(P)型、(3)OPSE型、(4)PEOS型、(5)POSE型、(6)PSE(O)型の6タイプくらいに分類できそうです(前回の記事では(3)OPES型としていましたが、さらに検討した結果、(3)OPSE型の方が相応しいと考えて変更しています)。

 6つのタイプについて、それぞれの特徴と代表的な事例(カンヌライオンズ受賞作と一部日本での話題作)を取り上げて行きましょう。

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この記事の著者

佐藤 達郎(サトウ タツロウ)

多摩美術大学教授(広告論/マーケティング論/メディア論)。2004年カンヌ国際広告祭フィルム部門日本代表審査員。浦和高校→一橋大学→ADK→(青学MBA)→博報堂DYMP→2011年4月 より現職。
受賞歴は、カンヌ国際広告祭、アドフェスト、東京インタラクティブアドアワード、ACC賞など。審査員としても、多数参加。個人事務所コミュニケーション・ラボにて、執筆・講演・研修・企画・コンサルなども。また、小田急エージェンシーの外部アドバイザー、古河電池の社外取...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/01/22 09:00 https://markezine.jp/article/detail/27609

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