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パートナー選びで変わるSNS運用 成果を出すためのチーム編成に迫る

パートナー企業のノウハウがアドバンテージに

MZ:「投稿」段階ではいかがでしょうか?

長谷川:SNSの仕様変更をすぐにキャッチアップして、投稿に活かせることが大きなメリットです。例えばTwitterにて文字数のカウントの仕方が変わるなど、SNSは仕様変更が頻繁に起こるので、これらを把握していないと計画通りに運用できなくなってしまいます。

MZ:SNSはタイムリーな更新が大事ですが、仕様変更を把握していないと、効果的な投稿につなげることができないということでしょうか。

広瀬:そうですね。パートナー企業が各プラットフォームと密に情報を共有して、常に最新の運用環境を整えていることが重要です。

 「分析」の段階に関しては、先ほどお話しした正しいKPI設定や評価の部分が大きいですね。担当者の中にはSNS運用に初めて携わる方も多いと思いますが、パートナー企業に実績があればあるほど、どういったKPI設定が有効なのか、どんな評価をすれば効果が上がっていくのかのナレッジがあるので、それらを利用できると相当なアドバンテージになると思います。

MZ:なるほど。そういったアドバンテージがあると、冒頭お話しいただいた自社でノウハウを可視化したり、マニュアルを整備したりといったこともスムーズにできそうです。これをゼロから作るのは大変ですよね。

広瀬:大変だと思いますね。実際、そうした部分で苦労されて、当社にご相談いただくこともあります。SNSマーケティングはどの企業にも開かれた手法です。一方で、効果を得るには高度かつ専門的なノウハウが必要なので、プロの力を借りながら自社にナレッジを貯めていくのが近道だと思います。

パートナー選びに求められる3つのポイント

MZ:では、具体的にどういった観点でパートナー企業を選べばいいのでしょうか?

長谷川:チェックすべき点は、主に3つです。1つ目は、先ほど広瀬の話にもありましたが、実績です。支援している企業が多いほど、また業種が幅広いほど運用のノウハウが高いので、それだけ自社に合った方法でサポートしてもらえるはずです。

 2つ目に、ネット広告全般を扱いながらSNSも支援しているという会社より、SNS運用支援専業の会社が望ましいです。実績も厚く、各プラットフォームとの関係も密に取れていることが多いですから。

MZ:確かに、その関係性は外部のパートナー企業を入れる理由にもなっているわけですから、重要ですね。

長谷川:実績と合わせて、そうした部分も確認するといいと思います。

 3つ目は、コンサルタントの質です。内製で運用していると投稿内容が属人的になりがちで、担当者が変わると運用のトーン&マナーも変わってしまったり、投稿のクオリティが崩れてしまったりすることもあります。一定以上のパフォーマンスを出すために外部のパートナー企業と組むのに、組んだコンサルタントの運用が属人的だと意味がないですよね。

 そのため、質の高い運用ができることは前提として、コンサルタントが変わってもそのクオリティが変わらないかどうか。言い方を変えれば、コンサルタントの教育がしっかりしているかどうかをぜひ確認してほしいと思います。

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/02/08 11:00 https://markezine.jp/article/detail/27814

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