アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行うフルスピードは、BtoB向けの顧客獲得施策を行う企業の広告・マーケティング・広報・企画の担当者を対象に、Webマーケティングに関するアンケートを実施した。
インターネットによる顧客獲得施策、47%の担当者が「実現できていない」
まず、経営者が掲げる目標を達成するために必要だと考えるインターネットを活用した顧客獲得施策が実現できているかを調査。その結果、「全く実現できていない」、「あまり実現できていない」を合わせた「実現できていない」という回答が47.0%、「どちらかというと実現できている」、「十分に実現できている」を合わせた「実現できている」と答えたのは19.4%で、全体の5分の1以下という結果となった。
担当者の考える施策に理解を示す上司や経営者は比較的多い
次に、担当者が行おうとしているインターネットを活用した顧客獲得施策の考え方や方法について、上司や経営者は理解してくれているかどうかを尋ねた。その結果、「非常に理解してくれている」、「どちらかというと理解してくれている」を合わせた「理解してくれている」という回答は34.8%で、「全く理解してくれていない」、「あまり理解してくれていない」を合わせた「理解してくれていない」は33.5%だった。
全く理解してくれていない(5.2%)に対して、非常に理解してくれている(10.6%)が約2倍となっており、担当者の行おうとする施策に理解を示している上司や経営者は比較的多いことが分かる。
80%以上が「ターゲティングの精度を高めることは重要」と回答
また、顧客獲得のためにターゲティングの精度を高める(ターゲットとみなさない層はできるだけ除外し、ターゲットと考えている層に絞って届ける)ことの重要性に関する意識調査も実施。その結果、「とても重要だと思う」、「ある程度は重要だと思う」を合わせた「重要だ」という回答は全体の86.4%で、「あまり重要ではないと思う」、「全く重要ではないと思う」を合わせた「重要ではない」という回答はわずか2.5%だった。顧客獲得のためにターゲティングの精度を高めることの重要性は、マーケティング担当者の共通認識になっていることがわかる。
【調査概要】
調査日時:2018年3月9日
有効回答数:442名
調査対象:全国のBtoB向け顧客獲得施策を実施している広告・マーケティング・広報・企画の担当者
調査方法:Webアンケート
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