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小林佳徳のネットメディア通信

第2回 進化するブログ ~プロモーションメディアとしての可能性~

増加するブログによる各社プロモーションメディア

 依頼される案件には「△△というアバターサービスに会員登録して使用した感想を書いてください」「転職情報のサイトを紹介してください」というものから「コンビニで○○を購入し写真を撮影し、食べた感想を書いてください」といったものまでさまざまです。報酬は現金の場合には、50円~数千円まであるようですが、100円~200円が多いようです。

 プレスブログではリリース後、まさに口コミにより会員数を増やし数万~数十万人の会員登録者を獲得したようです。

 現時点では以下のようなサイトが次々と立ち上がっているようです。それぞれに特徴はあるのですが、登録費用も無料ですし、一通り登録してみて使用感を比較されるのがよいと思います。

費用対効果はどのくらい?

 さて、それでは、ブロガーとしてではなく、広告主としてこのメディアを利用した場合、実際のところ費用対効果はどれほどなのでしょうか? ズバリ、広告費としての効果を見積もってみると、仮にネットが100円、グロスを2倍の200円とすると、1000ブログに掲載を依頼した場合20万円(初期費用除く)の広告掲載費となります。(ブロガーへは100円の報酬なので、どれほどの凝った記事を書いてもらえるかというのはありますが、そこをあげることで狙った効果が出せるかどうかは口コミしたい商品と、ブロガーの文章力・品質によってぶれるかもしれません)

 例えば、これと各社のSEM(検索結果連動型広告-リスティング広告)やGoogle Adsenseなどとの費用対効果の比較を考えた場合、検索ワードや表示される順位・場所・掲載期間によってコストが変わるSEMと比べ、ブログによるプロモーションでは「利用する目的(認知、入会、販売、etc)」と、「サービス・商品の特徴」によって実施メリットが変わってくるので、一概には効果の比較はできないと思います。

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ブログプロモーションに向いているサービスとは?

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この記事の著者

小林 佳徳(コバヤシ ヨシノリ)

 1973年山梨県甲府市生まれ。幼少時代にNEC PC6001と出会いコンピュータに興味を持つ。 新潟大学大学院自然科学研究科在籍中にインターネットの可能性に惹かれ、1998年に上京。大日本印刷、ベネッセコーポレーション、と大企業を経験後、livedoor、モバイルファクトリー、イトクロなどのベンチャー企業を経て、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/10/12 12:00 https://markezine.jp/article/detail/284

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